トイレの時間が短いことに関する捉え方

先日、居酒屋で3名(こちらのNさんとこちらのPさん)でべろべろになるまで酒を飲んだ際。

私も含めて3人とも自分を見失うような突進型の酒好きなのですが、そんな3人の意見が分かれた酒に関する話題があったのでこちらで紹介させていただきます。

少し尾籠な話になるので苦手な方は飛ばしていただければ。

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Nさん:酒を飲むとおしっこが近くなりますよねえ。

Pさん:そうですよねえ。あと、すごく1回の量が少ないんで、すぐトイレから帰ってきちゃうんですよ。

私  :そうそう。いっつも『早っ!』って言われます。

Nさん:あー、そういう瞬間って誇らしいですよね。

Pさん・私:えっ?

Nさん:いや、早いっていいじゃないですかー。すぐに戻ってきてあげたぞ!あなたを寂しくしませんよ!という感じで。アッピールできるじゃないですか。

私 :いやいやいや、それは絶対ないですよ。『早っ!』て言われると、すごく恥ずかしくなります。

Nさん:なんでですか!

私  :いや、なんでかと改めて言われても難しいんですが・・・。恥ずかしいですが、どっしりと大量のおしっこをしてこそ男である、みたいなイメージを持ってるかもしれません。Pさんはどうなんすか。

Pさん:いやー。何とも思わないっすね!

Nさん・私:えー!


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まあそんな感じで、酒を飲んで起こす現象は同じであれど、思いは三者三様でありました。

私は上記の発言にもあるように、「おしっこタイムが異常に早いことは恥ずかしい」と思っていました。あまりにも早い場合は手洗いを念入りにしたり、トイレの備品や掃除状況をチェックしたりして時間を調節していました。

その理由は「どっしり大量のおしっこのほうがかっこいい」という謎の見栄によるもので、よく考えたら全く合理的な理由ではないのでした。なんとなく自分の浅はかさが恥ずかしくなってきました。

いや、でも我々の早トイレについて、わざわざ「早っ!」と指摘する人は私と同じような視点を持っていて、そういったものに対する軽い揶揄みたいな感じで言っているんじゃないでしょうか。そんな考えが捨てきれません。

そういうわけで、これを読んでいる「お酒を飲むとトイレが近くなり、そしてトイレから帰ってくるのが異常に早い」人。是非その事態をどう思っているのか教えてください。

また、「お酒を飲むとトイレが近くなり、そしてトイレから帰ってくるのが異常に早い」人とお酒を飲んだことがある人!(ええい、長い!)そういう人を見たらどんな思いに駆られるでしょうか。教えてください。

お気軽に以下のメールアドレス(おしるこを@に変えてください)とか、ブックマークとか、モールス信号とか、とにかく当方が分かる方法でお知らせいただければ幸いです。

webcoldsoup[おしるこ]hotmail.com


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なお、蛇足ですが、そのあとの会話はこういう感じでした。

Pさん:あ、トイレ行きます。

Nさん:いや、待ってください。私もです。

私 :私もです。

「え〜。」

Nさん:トイレのタイミングが合うのもなんか恥ずかしいですね。


不可侵であるべきもの。

近所の神社をテクテクと歩いていたら、今月の標語みたいなのがあった。


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へー。「寝ている人を起こすことなかれ」か。まあ、そうだよな。

友達とかが家に泊まった時にこっちから起こすとなんとなく不機嫌になってぎくしゃくするしなー。自分がやられたら本当に不愉快だもんなー。いくら泊まらせてもらったからといっても、睡眠だけは絶対に不可侵の領域であるべきだよなー。

んで、結局我慢しきれずに起こしたりすると、なんかこっちが悪いことをしたような気がして、自分からコーヒーとか淹れてあげたりしなきゃいけなくなるだろう?ああいうのいやだよねー。だから俺絶対起こさないんだよなー。

偉いじゃん俺。今月の標語守れてるじゃん。

いや、でも待てよ。寝ている人を起こしていい場面って、結局「無人島に漂着しました!」とか「鉄砲水が襲ってきました!」とかそういう特殊な場面くらいじゃね?起しちゃだめなのは当たり前なんじゃね?何?これ、標語?

とまで思って改めてこの標語をもう一回見たら「寝てい人を起こすことなかれ」だった。「あ」って思った。

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でも、この標語。何度読んでも全然言葉の意味が入ってこない。何だ、寝ていて人を起こすことなかれって。寝ながら人を起こすなんて芸当できんのか。ああ。

いびきか。

失礼な標語だな、こいつは。


ブソソアント・グソーン

定番といえば定番なんですが、当方が執拗に集めているものに「ツとシ、ンとソが書き分けられない人」というのがあります。

いや、今更取り立てて話題に出すのも申し訳ないくらい、どうということもないものです。人の失敗をはやし立てる悪趣味な行為かもしれない。

しかし、「シの点々は横に、ツの点々は縦に」とか、「ソの右側は上から下、ンの右側は下から上」というあまりにも単純な法則を無視して堂々と書かれた文字を見ると、「私にとってはこれがシなの!」と、地団太を踏むように主張しているような激しい自我を感じるのです。

この瞬間に出会えると、当方は「うーん、甘露、甘露」とちょび髭をなでたい気持ちになるわけです。

そんなわけで、本日も発見しました。



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ツーヅソです。ここまで見事なツーヅソはなかなか見ることができるものではないですよ、皆様。こんなお宝、本当はお金でも取りたいくらいですが、太っ腹な当サイトとしては無料で皆様に差し上げます。改めて見てくださいよ。このツーヅソ。本当にたまらない。

一番上にもラソチがあるわけですが、こちらの「ン」は完全に上から下に線をひっぱってますよね。すごい。ためらいがない。

「ソ」と「ン」の違いは点の位置よ!点を下の方に配置すれば、「ソ」なの!

そんな声が聞こえてくるようです。

このツーヅソと、ラソチさえあれば、俺は夏を超えられる。夏以上の存在になることができる。雨だ地震だ言ってんな。きやがれ、さらにすごい夏!


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つい先日の記事ですね。

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まあ、ツとか、ソとかそういう話じゃないですが。



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ところで、オイサオイサで山車ラジオを更新しています。今回は1998年ということで、相変わらずダラダラと話していますが、前回のインパクトに対する心の動揺がありありと見えます。

まあ、貼られた動画をみるだけでなかなか楽しくなると思いますので、是非。


急いで。

今の仕事は3人のチームでやっていて、一応リーダーとして業務を引っ張っている。で、毎週月曜朝にメンバーを集めて今週の方針とかを説明したりする。

「いいか、みんな!」

「ハイ!」

「今週の仕事は非常に厳しい。本当の男の闘いだ。この業務に失敗したら2度と我々は立ち上がることができない。」

「ハイ!」

「では、これから業務に取りかかるが、2〜3注意しておく。」

「ハイ!」

「この先の業務においては、水分補給をするためにコンビニにドリンクを買いに行くこともあるだろう。そこで、今から俺の言うことを復唱して、頭に叩き込んでおくことだ。」

「ハイ!」

「よし!いいか、よく聞け。もし、コンビニで何かを買ってビニール袋をもらったら。」

「ハイ!」

「すばやく横に4つに畳んで、急いでこう、3角形みたいに折れ!」



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「いいな!」

「あのー。」

「なんだ。意見があるなら言え!」

「俺、そのやり方もうやってます。」

「俺もです。」

メンバーの2人はデスクの引き出しをガッと開けると、中からピッチリと三角にたたまれたビニール袋をいくつも出してきた。

2人の右手に掲げられる3角形みたいに折られたビニール袋。しかも自分が作っているのよりもちゃんと小さく畳まれている。メンバーの視線が冷たい。

「い、行くぞ!」

「ウォ〜〜〜〜!」


我が注意力



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写真は関係ありません。

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今朝、「大量の氷を、急いで歯で細かく砕かなくてはいけない」という事態に陥りました。

詳細は語りたくありませんし、今日語りたいのはこの事態に陥った理由ではありません。これを読んでいるみなさんは、「ああ、こいつは大量の氷を、急いで歯で細かく砕かなくてはいけない」事態に陥ったのだな、とただ字面通りに受け止めてください。

ほら、そうは言っても考えているでしょう。アイスピックとか無いのでしょうか。フォークとかいろいろ方法はあるでしょうに。かわいそうな人。

無駄です。その思いは早めに捨ててください。どうでもいいじゃないですか、そんなことは。人には知っていた方がいいことと、知らなくていいことがあります。

ラーメンが美味しいのは分かりますが、その原因を突き止めることは同業者でない限り野暮な行為です。ただ出されたラーメンを無言ですすることのみが、店主に対する敬意を表す行為です。それと同様に、当方を多少なりとも一個人として捉えてくれるなら、そっとしておいてほしい。そういった細かな優しさが人を強くします。

そういうわけで、本題に戻りますが、私はどうも集中力が通常の人に比べて著しく低いようです。

「大量の氷を、急いで歯で細かく砕かなくてはいけない」事態に陥った私は、1つづつ、なるべく唇に当てないよう氷を軽く噛み、ポリっと砕きます。ただひたすらにそれを続けます。

次第に迫る時間。もう家を出なくてはいけない。しかしまだ半分だ。焦りにより繊細な動きが無くなります。口の中に氷が入る。もういい!口の外に割れ落ちたものだけ使えば!

ひたすらに氷を割ります。噛みます。割れた氷をボールに入れます。口の中に入った氷は邪魔なので食べます。ボリボリ食べます。割れた氷をボールに入れます。口の中に入った氷は食べます。氷を入れます。食べます。食べます。氷うまい。氷を食べます。氷うまい。

気付いたら一切氷を割ることなく、口にひたすらに氷を突っ込んで咀嚼していたのです。

唖然としました。まだ口内に残る氷がシャリシャリと音を立てます。その音はまさに自分に対する絶望を一つ一つ奏でるようであり、苦痛に満ちたものでした。

ふとボールを見やる。目標の半分程度の氷がさみしく入っています。やってきてしまった目標時間。冷静になれ。今優先しなくてはいけないことは、会社に行くことだ。氷の件は仕方ないさ。ちょっと残念なことにはなるが、遅刻しないことの方が大事だ。

私は全く足りないその氷を目的のために使うことなく流しに捨て、自分を振り切るためにバッと家を出たのです。

駅に着いてからです。財布を持ってきていないことに気付いたのは。

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既視感のある方。本記事はこの方へのオマージュです。元記事の方が面白いということを言うのは野暮です。当方を多少なりとも一個人として捉えてくれるなら、そっとしておいてほしい。


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