復唱する癖

先々月の話になるが、1週間くらい友人が我が家に泊まっていた。

まあ最初は酒を飲みに行ったりなんだかんだとやっていたが、徐々に何をする気も起らなくなって、最後には腐乱した時間がのばーっと流れていた中。

グダグダとテレビを見ていたところ、プロアクティブのCMが流れてきた。



私が何気なくCMに沿って「ほねもげパーッリラッパ チャーラリヌ〜、ほげもげ チャーヌパッパッ イェ〜〜〜」などと歌ってみたら、いきなり友人が

「お前、プロアクティブ聞かせろや!聞きたいねん!」

と激怒してきた。

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そういえば、8年くらい前。同じ友人の家に私が3日くらい泊まっていたことがある。やっぱり最後はグダグダになって横になってテレビを見ていたのだが、そんな中、DHCのCMが流れた。

当時のCMは「通販化粧品ナンバーワン!なんとかランキングナンバーワン!なんとかなんとかランキングナンバーワン!」と「ナンバーワン」を連呼するものだったが、なんとなく私がその「ナンバーワン」と言うところに合わせて

「No.1!」「No.1!」「No.1!」

と叫んでいると、友人が急にむっくりと起き上がって、

「俺にもナンバーワン言わせろや!」

と怒り始めたことがある。


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「ナンバーワン言わせろや」は私がこれまで聞いてきた中でも最も素晴らしい名言であると思っていたが、「プロアクティブ聞かせろや。聞きたいねん。」もこれまた激しく名言であると思う。


宣伝:ロックバンド、クリトリス・ガールズのライブがあります。



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写真は関係ありません。あと、この方とは一切の関係はございません。ただ、祭りで隣り合わせただけです。

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さて、皆様いかがおすごしでしょうか。

本日は宣伝のみですので、宣伝がお嫌いな方はこのままやり過ごしていただければと思うのですが。

来る9月12日(土曜)、東京は神楽坂Explosionにて当方が参加しておりますロックバンド、クリトリス・ガールズが出演するイベントがしめやかに執り行われます。

主催者は「王様と下僕」という名バンドであり、こちらのバンドを見に行くだけでも価値のあるものであると私は断言したいと思います。ここ数年ライブハウスで対バンした中でも最も素敵なバンドであります。

Youtubeなどでも動画が観れますが、ライブに行ってこその魅力かと思いますので、何とぞ足をお運びいただければ幸いです。

なお、当方のバンドは下品です。多分、皆様が思っていらっしゃる以上に下品です。お気をつけいただければ大変幸いです。

終演後は数年にわたる閉店セールを終えて元気に活躍している神楽坂竹ちゃんで打ち上げです。こちらも是非。

よろしくお願いいたします。


今日聞いてぐっときた言葉 2

「だったら、世界がおかしいんだ!」

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狂ってる、狂ってる。世の中狂ってる。

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生きるということ。

実家から2週間くらい前に届いた食用とうがらしは、使われる機会も無く、しばらく冷蔵庫の野菜室の奥で待機していた。

本日、「そろそろじゃこと炊き合わせるか」と取りだしてみると、密閉された袋の中でいもむしさんが元気に動いている。おまけに食用とうがらしの3分の1くらいをバッチリ食べ終えていた。

虫嫌いの私は少したじろいで、こいつはそのままゴミ箱に捨てるしかないなとゴミ箱に投げいれようとしたときにハタと気付いた。

「このいもむしさんは、気温が10度にも満たない、ほぼ暗黒で、しかも密閉された箱庭の中で、これまたそのまま食べるとものすごく辛い食用とうがらしだけを食べてたくましく生きてきたんだ。」

うんうん。すごい。本当にすごいね。

モスラとかになられては困るので丁寧に処分しておいた。


続・トイレの時間が短いことに関する捉え方

はい、ごぶさたしております。

先日記事に書きました「トイレの時間が短いことに関する捉え方」ですが、2件というものすごい大反響をいただきました。みなさん本当にありがとうございます。

ご意見をこちらにてご紹介させていただきます。

まずは、関東在住のサトさんから。

私は「早っ!」と指摘する側の人間なのですが、この「早っ!」には軽い揶揄というのは含んでいません。
そこにあるのは「驚きと疑問」だけです。
自分がトイレに行って用を足す工程を考えると、どうやってもこの早さで帰ってくるのは不可能なんです。
そこで、思いもよらない早さでトイレから帰ってきた人に対して「早すぎるよ!どうしてこんなに早く帰ってこれるの!?」という驚きと疑問から、反射的に「早っ!」と指摘してしまっているわけです。

そして、早トイレであることは誇るべきことなのか、恥ずべきことなのかという点ですが、完全にどうでもいいです。
P氏と飲む機会はそれなりにありますし、「早っ!」という指摘をしたこともありますが、P氏が早トイレであるということを、今回の記事を読むまで忘れていたくらいです。
だから、四万十川さんも早トイレを恥ずかしいと思う必要はないのですよ。
だってそれは、どうでもいいことなのですから。


昔、探偵ナイトスクープで信じられないほど早く銭湯に行って帰ってくる男の話がありました。

実際にジミー大西が彼といっしょに銭湯に入り、一部始終をレポートしていたのですが、彼は髪を洗いながら歯磨きを同時に行い、体は傷がつかんばかりにゴガガガガと高速でこすり上げているわけです。それはもう見たこともないほど鬼気迫る入浴であり、想像を絶していました。

私はその激しい入浴シーンに最早激しい畏敬の念を感じることしかできませんでした。

サトさんのお話を伺い、「放尿」をこの「入浴」と重ね合わすことができました。素早い放尿。それは鬼気迫る男の闘いなのだと。

当方の被害妄想も幾分薄まってまいりました。ありがとうございます。


次はTさん(鳥取県在住)の方からのおたよりです。

私の職場の上司はやはり「お酒を飲むとトイレが近くなり、そしてトイレから帰ってくるのが異常に早い」人でした。しかもそれが名物になってます。
飲み会で彼がトイレに立つことをみんなで「ピットインする」と呼んでます。行ってから帰るまでの早さをストップウォッチで測ったりすることがあります。


えーっと、ありがとうございます。
これはまあ、逆転の発想ですね。「放尿」という行為を時間との戦いとして捉えることによって早い=優れたこととするわけですね。

・・・いや、これはやっぱりみんな半笑いなんじゃないでしょうか。
自分の放尿タイムを測られていると思ったらちょっと恥ずかしくてああ!もう!1通目のおたよりでは多少(自分をごまかしてるにせよ)恥の意識が薄まったというのに!

というわけで、結局私、まだ納得することができていません。まだまだお便りお待ちしております。

では。


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