ザ・ビジネスチャンス:横浜中華街の有料トイレで受けた新提案

先日、横浜中華街に買出しに行ったのですが、途中お手洗いに行きたくなってしまいました。とはいってもなかなかお手洗いが見つからず、ギャーどうするよ!と慌てていたところ、とある建物の脇に有料トイレの看板が見えました。



127.JPG




こうなれば仕方ない。中国ではお金払わなきゃまともなトイレには出会わないっていうし、本場っぽくていいじゃん。風水ってのが気になるけどいい機会よ。と一目散に駆けこみます。

受付の無愛想なおばちゃんに100円を渡すと顎でトイレの場所を指し示されます。ウム、と頷き返し、いざ戦争ぞ!と小走りで中に入ります。戦場はここぞ!いざゆかん。

と、予想外の室内が広がっていました。



121.JPG




「活力の間」と「癒しの間」だ?どっち!ねえ、どっちよ。俺どっちに入りたいのよ。この極限状態の俺にその選択迫る?ねえ?どうするよ!その場で足踏みしながら考えます。うーんうーん。

「もういい!俺、元気になりたい!」

ガッと「活力の間」の取っ手を掴んで扉を横にスライド。入ってみると何の変哲もないウォシュレット付きトイレでしたが、時間が無いのでそそくさとズボンをおろして戦いを開始します。特に活力が出ることもなくあっさりと暴動は終わり、おしりボタンをプッシュ。すると、何ということでしょう!激しい水圧が私のスウィートスポットを直撃したのです。思わず絞り出されてしまう嗚咽の声。「ハグッ」っと言ったかもしれません。確実に声は出ました。

何故こんなに水圧を強くする必要があるのか。前にこのトイレを使った輩に対する恨みをどこにぶつけていいか分からないまま立ち上がったところで、私、ピーンと来ちゃったんです。

その気づきを実証するため、そそくさと活力の間をあとにし、そのまま癒しの間に突入。ズボンをおろして便座に座って「おしり」ボタンをプッシュ。

すると、何ということでしょう!こちらのウォシュレットは、おしりをなでるようなやさしい水圧だったのです。

私の予想は当たりました。活力、そして癒しをウォシュレットの強さで表すというコンセプト。あまりにも斬新なその提案に私は拍手喝采を送りたい気持ちになりました。発明というものは何かを作り出すだけじゃなくて、既存のものを新たなる言葉で彩るだけでいいのですね!

お手洗いを出て、受付のおばちゃんにチップをあげたい気持ちを抑えながら会釈を交わします。入り口を出ると外には燦々と照る太陽。まぶしいそれをわざとらしく見上げながら、私はこう思いました。

「風水関係ねえ。」


ザ・ビジネスチャンス:男性向けティッシュ

博士:「ティッシュって、フランスっぽいかわいい名前のが多いのう」

助手:「あー、スコッティとかエリエールとかエルモアとかですね。」

博士:「あれ、男が買いにくくないかの?」

助手:「まあちょっとかわいらしすぎますね。」

博士:「だから、男も買いやすい、男向けのティッシュを考案したら売れるんじゃないかと思のじゃ。」

助手:「いいかもしれませんね。」

博士:「なんか、漢字2文字くらいの無骨な感じで。黒いボックスに白い明朝体で『拭』『紙』ドーーン!!」

助手:「あ、博士。でも、男性にとってティッシュの大事な要素は『拭く』じゃないんじゃないでしょうか。」

博士:「む、なんじゃと?」

助手:「『こぼさない』ではないかと。」

博士:「うむ・・・。その視点はなかったが、確かに説得力がある。こぼしたときのあの虚しさといったらないからの。」

助手:「例えばティッシュは2枚重ねですが、これを2枚重ねて一辺だけ口が開いている袋状にすれば、そのポケットの中に入れることができますよね。」

博士:「おお!おお!さらに4枚重ねくらいにして破れなさを追求したら完璧じゃ!」

助手:「さらに袋を開きやすいように上部にちょっと取っ手みたいなのをつけとけば不意の発射にも迅速に対応できます!」

博士:「そのアイデアいただきじゃ!コアラのマーチの眉毛コアラみたいな感じで、箱の中に1組だけパンティ型の袋ティッシュを入れるというのはどうじゃ!」

助手:「さすが博士!」

博士:「ではさっそく商品化すべし!商品名はその勢いで『宴のあと』感を出すのはどうじゃ」

助手:「分かりました。試作品を作ります!ポケットにあったかい粘液が入ると温度に反応してバラの花が咲くギミックも付け加えます!」


試作品


shimatsu.gif




1/1