何のための言葉か。

風邪をひいてぶっ倒れとりました。

会社を休んだこの際だからと、インターネットTVのGyaoを視聴してみようと思い立ち、開いてみてザッピング。ドラマのページに行くとシャッターというドラマをやっている。(こちらで、たぶん2つ目の番宣で出てきます)いや、なにもここまでやんなくても、というほどとある曲に似ているので気分が悪くなってザッピングのスピードが上がる。

そうこうしているうちに南極や中国の山奥の武術学院やミイラについて詳しくなってしまった。ザッピングがてら探してはみたものの、どこにもギャオス内藤はいない。

別にギャオス内藤は見たくなかったので、ある意味オン・デマンドだったのではないか。そう思う。

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さすがにしんどいので視聴も早々に切り上げて病院に向かった。
病院にいくまでの人通りの少ない通り。向かいからおばあさんが1人でトボトボと歩いてきている。

私もゼイゼイと肩を上げ下ろししながら歩いていたら、彼女との距離が20mくらいになったところで突如高スピードの車が彼女のすぐ横をかすめていった。ほどなく私の横も通り過ぎる。

おばあさんはあまりびっくりしたようなそぶりを見せず、再び歩き出す。数十秒くらいかかったところで私とすれ違う。と、彼女は私に向かって言うでもなく、

「ああー、びっくりした!」

と大きな声を上げた。


びっくりってどうしても誰かに伝えなきゃいけないことなんだろうか。私も突如の声にびっくりして、4時間ほどの時間差を空けて、今こうして皆様に報告している次第である。


猩猩寺の庭はなぁ。あれでございますよ。

今では廃寺となったとある修行寺のお話でございますが。

まあ、そのお寺さんの末期といいますのは非常に目も当てられない状態でございまして、坊主が部屋に女性を連れ込んではスカルファックを楽しんでおったり、裏山にはチョウセンアサガオが生い茂っておったりしたわけでございます。寺では「あー、生まれたー」というのがまた流行語としてまかり通り、輪廻転生の素晴らしさというものを説いて回ったわけでございます。

「いやあ、女性の中にいると、生まれ変わった気がするのですよ」

当時その寺で修行僧が言った言葉でございます。生まれ変わる。これはまた人間それぞれが抱く泡沫の幻想でございまして、かまくらの入り口を閉じてその酸欠を楽しむように、修行僧どもは女性器にあたまを突っ込み、その自分の死と、「そこから何とか舞い戻った」というなんとも軽い生を楽しんでおったわけであります。

えー。その寺にとある日、切僧(せっそう)という僧侶が来まして。切僧は非常に眉目秀麗な男子でございまして、その青い頭がなまめかしく輝いておりましてですね。肉欲の生活を送る脱し切れない男どもは女をそっちのけで、何か間違ってるなと思いつつも、彼のその青い頭に並々ならぬ欲情を燃やしておりました。

「切僧や!切僧や!」

「ハイ」

「ワシのこのふぐりの裏側をお前のその頭でツンツクしてくれんか」

「いや、お待ちくださいませ」

「これが青い春のツクシンボっちゅう奴や」

「春ですか。」

そのうち、切僧は耐え切れず、その青々とした頭を雪にまみれさせながら山を出ます。その事実は寺を揺るがし、僧たちは再び女性器に頭を突っ込みながらこう言うのであります。

「切僧がいない。せっそうがいない、せっそうがない」

とまあ、こういった経緯で「節操がない」という言葉が出来上がったわけですな。

そういうわけで、本日の節操のない画像。

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ダンサーインザダークとか、そういったものを狙っております。

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インディアンとかそういった悲哀を体現するものでございます。


切僧がおらん。切僧がおらんぞ。そう私も叫ぶわけで。


酒YO

Pixiesというバンドのライブに行ってきました。

私はこのバンドの曲では「Hey」という曲が一番好きなのですが、デブのボーカル(ひどい言いよう)がヘーイと叫ぶときのあの高揚感は素晴らしいです。とん平のヘイユーブルースと全く同じタイム感と感情の昂ぶりを有しています。

いえ、すみません。正直に言いましょう。PC等で曲をシャッフルして聞いていると、最初の

「ヘイ!」

では、Pixiesの「Hey」の「ヘイ!」なのか「とん平のヘイユーブルース」の「ヘイ!」なのか分からないのです。

いやー。素晴らしいライブでした。

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ところで、関係ないけど先日書いたニュアンスしりとりについて、質問がありました。内容を読みます。

北海道の「ピヒープ・ジョルガイン大好きっこ」さんからのお便りです。

ニュアンスしりとり自体はどうでもいいけど、いっしょにニュアンスしりとりをしている友人はオカマの方ですか?


全然関係のない感想ありがとうございました。この方は以下「おかまである」と判断したそうです。

友人:「うーん、むずいね。晩餐館とか言いたいけど、ちょっと違うしね。」

私 :「あ、考えた。」

友人:「何よ」


この「何よ」を指して「おかまである」と言うのです。まあ、確かに字面ではそのように見えてしまいますが、残念ながら友人は普通の嗜好を持った人間であります。というか、この1つでオカマと断ぜられると世の中というのは大変なことになってしまいます。

たとえば、名曲の「酒よ」。これが上記の解釈では、おかまのママがぶっきらぼうに二級酒を出してくれていることになってしまいます。

「恋人よ そばにいて」になりますと、毛の多いむさくるしい男が無理やりそばに寄り添って強引に口説く場面に見えてしまいます。なす術もなく掘られます。

さらに、加山雄三の歌う「海よ 俺の海よ」ですと、一人称は男なのに語尾が女言葉という不自然な状態になってしまいます。自らの性別を区別できていない、自我の危機に陥ったゲイのやるせない叫びに聞こえてしまうでしょうが。しまう DE 生姜!


そういうわけですので、無駄な疑いは持たず、日々の生活を充実させることを考えるのよ。鳩よ!


北千住NOWっていう雑誌を作りたい。

東京の北のはずれあたりにある北千住という町はいい町です。当ページでも、いつも北千住の飲み屋がいい、いい、とばかり言っておりますが、ただそれだけではございません。

そういうわけで、本日はいろいろな側面から北千住を紹介したいと思います。

1.エンターテイメントの側面

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北千住の西口を出ますと、巨大なビジョンがあります。こういう巨大ビジョンで流れているのは普通、PVとか華やかなCMとかですが、こちらで流れている映像はびっくりするほど地味です。上の画像はパソコン検定を受けるために頑張る若者たちですが、以前は延々と障子の張替えの方法を講釈していました。


2.安全の側面

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北千住にも人気のマスコットキャラクターがいます。

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どうも、名前は違うみたいですけども。


関係ないですが、我が家のマスコットキャラクターはこちらです。


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3.グローバルな側面

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特に何の変哲もないトイレですが

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「洋風」なんだそうです。


4.がんばりの側面

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何に対するチャレンジなのかが分からない。

まあ、どうせこんなのだ。

・尿素配合ウェディングドレスの作成にチャレンジ!
・常磐線の駅名全暗記にチャレンジ!
・醤油一気飲みにチャレンジ!

がんばってくださいとしか言いようがない。


5.うつろな側面

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うつろな目をした女性が屈託なく笑うおばあさんに無理やり手を上げさせられています。このあと、タクシーが止まり、女性はそのまま富士の樹海に連れて行かれるんでしょう。


どうですか。北千住。住んでみたいと思いませんか。


せっかく毎日更新に戻ろうと思ったのに。

ニュアンスしりとりというのを考えた。
前の言葉のニュアンスだけとって次の言葉にうつすのである。

ためしに友人とやってみた。

私 :「タンポン」

友人:「サンコン」

私 :「コンコン」

友人:「近藤さん」

私 :「アン・ジョン・ファン」

友人:「うーん、むずいね。晩餐館とか言いたいけど、ちょっと違うしね。」

私 :「あ、考えた。」

友人:「何よ」

私 :「センセーション」

友人:「あー。ニュアンスあるねー。」


皆様も是非お楽しみください。


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