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何のための言葉か。

風邪をひいてぶっ倒れとりました。

会社を休んだこの際だからと、インターネットTVのGyaoを視聴してみようと思い立ち、開いてみてザッピング。ドラマのページに行くとシャッターというドラマをやっている。(こちらで、たぶん2つ目の番宣で出てきます)いや、なにもここまでやんなくても、というほどとある曲に似ているので気分が悪くなってザッピングのスピードが上がる。

そうこうしているうちに南極や中国の山奥の武術学院やミイラについて詳しくなってしまった。ザッピングがてら探してはみたものの、どこにもギャオス内藤はいない。

別にギャオス内藤は見たくなかったので、ある意味オン・デマンドだったのではないか。そう思う。

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さすがにしんどいので視聴も早々に切り上げて病院に向かった。
病院にいくまでの人通りの少ない通り。向かいからおばあさんが1人でトボトボと歩いてきている。

私もゼイゼイと肩を上げ下ろししながら歩いていたら、彼女との距離が20mくらいになったところで突如高スピードの車が彼女のすぐ横をかすめていった。ほどなく私の横も通り過ぎる。

おばあさんはあまりびっくりしたようなそぶりを見せず、再び歩き出す。数十秒くらいかかったところで私とすれ違う。と、彼女は私に向かって言うでもなく、

「ああー、びっくりした!」

と大きな声を上げた。


びっくりってどうしても誰かに伝えなきゃいけないことなんだろうか。私も突如の声にびっくりして、4時間ほどの時間差を空けて、今こうして皆様に報告している次第である。