米子市の痕跡

鳥取県、米子市は古くから山陰の商業の街として栄え、今でも島根県の松江と並ぶ要衝として古くからの歴史ある街だ。

西には圧倒的な存在感を持つ伯耆富士大山がずしりと構え、すぐそこに皆生温泉があり、東には水木さんのブームで沸く日本海最大の漁港である境港がある、といった感じでそりゃ人も住むわ、という納得感の高い街。人口では同じ山陰の松江市や鳥取市に比べると少ないものの、傍から見て山陰ではおそらく一番元気なところなのではないかと思う。

そういった荒く呼吸をするこの街を歩くと、脱皮をするように様々な建物がつぶされ、建ち、想像以上に荒々しく変化していることが分かる。

この脱皮の合間に生まれてくるのが、隣の建物が取り壊されることによってできる痕跡、いわゆる「原爆物件」だ。亀がひらひらと脱皮した痕をなびかせながら泳ぐように、元にあった建物の形が隣の建物に残る。




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乱立する隣





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やめた後。





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隣の人と思いの角度が違う。




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こうしたい、ああしたい。





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見せたくはなかった。ぬりたかった。





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取り入れる。




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そっちよりでかかった。




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まあいいやって思った。




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あることをやめた。




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俺の方が先にあった。


感動のトリプルパンチ

あのー、オリヒロのCMあるじゃないですか。




これ聞くと、続いてこれを聞きたくなりませんか。



で、俺がDJだったら次にこれをつなげる。



でこの3曲のサビを「あなたのキスを」→「ORIHIRO」→「いすゞ」の順につなげ合わせて、「あ〜な〜た〜のそば〜にいすゞ〜のトラック〜」って歌う。

するとこうなる。


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英語教育


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地元のスーパーに、それはそれは艶のいいパプリカが並んでいた。
そこを通りがかった父子。

子:「なにこれなに!食べ物なの?」

父:「パプリカや」

子:「これなんか、ね、なに?これあれみたい!」

確かにこのパプリカ、つやがよすぎてプラスチックみたいに見える。そういうことが言いたいんだろうな、そもそもパプリカ自体が幾分現実感の薄い野菜というか、といったことを考えながら父子の会話の行方を見守る。

子:「食べれるの?食べれる?」

父:「ペァプリカ」

子:「置物みたい!」(黄パプリカを手にとって)「結構固い!」

父:「ペァプリクァ」


父、子の意図をくまず、妙な発音のパプリカを連呼。子はそんな父の発音を胃に介さず、すぐに飽きたのか黄パプリカを投げ捨てる。

食べ物は大事にするほうがいい。


コーヒーを香るということ



近所の喫茶店で買った豆で自分で淹れるコーヒーがあまりにも好きすぎるので、遅ればせながらサーモスの携帯マグを購入しました。

これがまた噂に違わぬものすごい保温性能でして、朝入れたコーヒーが昼だったらまだまだ「アチッ!」ってなるくらい熱い、夕方になったら「ンフッ」という感じでまだまだ結構熱い、というほど。フタを開けると感じられる強い香りと、飲むと染み渡る酸味と苦味を求めて、嬉々として毎日毎日丁寧にドリップしたりしています。

先日は実家に帰る用事があったので、その際にも「せめて最初の1日くらいはうまいコーヒーを飲みたい!」ということで、この携帯マグにいつも通り丁寧にコーヒーをドリップして、ふわふわと香る素敵な香りを鼻からズコーっと吸い込みながら蓋をキュッキュと締めました。

で、途中途中で蓋を開けてちびちび飲みながら空港に向かったのですが、水筒歴が浅いもので、手荷物検査で引っかかるという認識がなく、そのままカバンに入れて検査場を通過しようとしたら、20代くらいの女性係員に呼び止められてこう言われました。

「水筒の中を見えるようにしていただけますか?」

ああ、そういえばペットボトルもちゃんと検査されるしな。分かってない男で申し訳ない、と素直に携帯マグの蓋を開けてその女性に渡します。

すると、係員の女性、蓋の開いたマグを左手にとって右手でファッ、ファッと香りをかぐような仕草をします。

そのとき、「ハァンッ」って顔になった。

係員の女性は俺の淹れたコーヒーをかぐとき、確かに「ハァンッ」って顔になった。

飛行機に乗る私。廃止されたドリンクサービスを思いながら蓋をあける私。立ち上る芳香に、「ハァンッ」って顔になった私は、係員の女性との平行性に思い至り、ハハハッ、と声を出してしまいました。


訂正のお詫び

やあ、おはよう。今日もいい天気ですね。モーニングコーヒーを飲みながら優雅にお詫びです。

先日の記事、ブンセン株式会社の佃煮の奇抜なネーミングを批評するについて、こんなメールを頂きました。



このたび、日記の中でどうしてもモヤモヤする内容があり、メールをお送りした次第です。

3月2日の日記にありました、
「ビリヤード場で禁止されそうな響きにより、禁忌を侵す快感を表現」→マッセ(ブレイクショットの画像)
というくだりについてですが、どう見てもこの画像、マッセではございません。

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ジャンプショットです。
参考(マッセについて):http://homepage2.nifty.com/t_hatanaka/masse/masse.htm

日記を書かれてから日数もたっており、既に指摘を受けていらっしゃるかもしれませんが、突っ込まずにはいられませんでした。

いずれにせよ、マッセもジャンプショットもビリヤード場ではご法度ですので、お気をつけください。



山本さん、ありがとうございました。

私・・・そんなこと・・・知らなかった・・・
突いたら回ってくるなんて・・・そんないやらしいプレイがあるなんて・・・

「危険」っていうのと、高めに構える姿からマッセというのはてっきりジャンプショットの事だと思っていました。読んでくださった皆様、マッセを考案したマッセ伯爵(予想)、ビリヤード台に伏してお詫び申し上げます。

改めて申し上げます。

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これは、マッセじゃないです。ジャンプショットです。間違い続ける冷え汁を今後とも宜しくお願いいたします。


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