サンプリング・ハイ。

浜松町にあるラーメン屋の店頭に飾られた見事な蝋サンプルの前に、非常に身なりの上品な中国人親子が集まってる。「ホイジャー、ホイジャー」と言いながら片手に持ったデジタルビデオで喜ぶ子供の顔と蝋サンプルを交互に撮る。

子供は蝋のラーメンに乗った蝋の角煮を指差す。笑顔。母親はその顔を逃さぬようググッとカメラを近づける。すごく幸せそうな光景だ。

蝋サンプルへの愛に対する強いシンパシーと、幸せそうな顔への妬みが私の心の中で戦っている。

自分の中での折り合い、というものを求めるならば、例えばスラム街とかで蝋サンプルを大事そうに抱いて寝ていて欲しい。

今は午後11時。


当サイトは鳥取応援サイトです。

(キーワードフル稼働のはてなダイアリーみたいにリンクが多くて申し訳ないです。)

明日はテレビチャンピオン「ゆるキャラ日本一決定戦」です。楽しみですねえ。たぶん仕事で見ることが出来ませんが。

現在、上記ホームページでは予選出場ゆるキャラが勢ぞろいしていますが、やはり圧倒的に中国地方が素晴らしいです。さすが、ピアート、トリピー、ブンカッキーの三大巨頭を生み出した地です。

今年は残念ながら私も以前会いに行ったことがあるピアートは出場していませんが、新キャラとして登場した「ゴズラくん」が素晴らしいです。写真では妙に色がくすんでいるのも注目です。

日本一はゴズラ君とみました。ライバルは仙台の「てとりん」でしょう。どっちもキモい。いい試合を期待しています。

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さて、与えられたものに対してグズグズ言うのはここまでにして、冷え汁が押す、まだそこまで有名になっていないけど、素敵なキャラクターをご紹介いたします。ゆるキャラともまた少し趣を別にします。

とっとり梨の花温泉郷のキャラクター「湯梨花ちゃん」です。

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天界に住む美の象徴・天女をモチーフにしたそうですが、お世辞にも皮肉にも「美しい」という言葉が吐けません。厚ぼったい唇、何故かピンク色の眉毛。脈絡なく持たせた梨。二頭身。全体的に別の意味で「無理め」な感じが漂っています。

と、賛辞の言葉を並べましたが、おそらく多くの方は「別にそんなでもないよね」と思っておられることと思います。しかし、湯梨花ちゃんの本領はこのイラストにはありません。着ぐるみになってその素晴らしさが増幅するのです。


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湯梨花ちゃん、でかすぎ。

実際に見た人の感想によれば、2mくらいあるそうです。こういうのを目にすると、口から出る言葉はただ「ありがとう」だけです。


そういうわけで、湯梨花ちゃんは今後ありキャラと呼ばせていただきます。今年はありキャラが来ますね。

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ちなみにこの写真をお借りしたのはこのページから。全体的に興味をそそられすぎるイベントです。一番下の「修験の山伏とトリピー」などはもはやクライマックスといった風情で、エンドルフィンが暴れます。


エロ事師。非エログリフ。

「新商品を考えました。」

「ええ。」

「こちらにあるダッチワイフ。ただのダッチワイフではございません。」

ダッチワイフが横たわっている。まあるいお顔に丸い穴。

「目をつむってますね。」

男、グイッと上体を起こす。ダッチワイフは半分起き上がった状態に。

「起こすと目が開きます。」

「ちゃんと起き上がった状態で固定されるんですね。」

「こう足をうまく開けば、座位ができます。」

「なるほど。で、これはどうやって元に戻すので?」

「いや、これはこう。」

男、ダッチワイフの上体をいったん前に倒す。すると自然とダッチワイフは逆側に倒れ、元の状態で横たわる。スッと目をつむる。

「これが新商品ですか。」

「商品名は『座位っす』です。」

高らか高らか。笑いはかんらかんら。これでへそから酒でも出ようものなら望むことなし。でございます。


今日の鈴木

血液サラサラで出血が止まらず、失血死というのはどうか。

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(四万十川より)
胃壁の修復が進みすぎて腸への出口をふさぎ、食べ物で胃が破裂というのはどうか。


さねこすり大学というのはどうか。

最近気になる記事といったらやっぱり「回転ゆで卵はジャンプする 慶応大教授ら、実験で検証」だろう。

この記述は素敵な指摘に大笑いしたのだけど、Web冷え汁としてはこの発見の立役者となった「卵回し機」に注目したい。

卵回し機。なんと素晴らしい言葉だろう。

以前おおひなたごうの漫画で、こんなシーンがあった。

闇鍋をしている数人。様々な食べ物とも言えない食べ物が出てくる中、一人が食べたものがよかった。一人は食べながら言う。

「なんだかアゴが疲れるな」

それを入れた者が指摘する。

「それは、アゴ疲れ機だ」

ああ、素晴らしいな。今回の卵回し機ではこれと同じ感動をもらった。ありがとう。その身もふたもなさ。願わくば僕もそういうものを作る仕事がしたい。ものつくり大学にそういう学科をつくりたい。

・カニ重ね機
カニを重ねるのだ!

・藤木直人見分け機
世の中の人から藤木直人だけを見分けるのだ。藤木直人に機械を当てたときだけピーっと音がするのだ!なお、双子の兄には未対応なのだ。

・デサントの矢印伸ばし機
デサントのロゴマークの矢印を伸ばすのだ!

・お産眺め機
お産シーンを眺めるのだ!


と、何も考えずに4つ挙げてみたが、どれもこれもうまく使えば役に立つじゃないか。ものつくり大学は難関なのか。


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