さる〜〜〜〜〜〜!!さる〜〜〜〜!!

妊娠検査薬のチェックワンのCM。


チェックワンのサイトの方が綺麗に聞こえます。)

これ、何回聞いても最初のピアノの「タン タン タン タン」の後に「さる〜〜〜〜〜〜!!さる〜〜〜〜!!さる〜〜〜〜〜〜!!う〜〜〜う〜う〜う〜〜〜〜」と来そうな気がしてぞわぞわします。

これの1分50秒付近。ソ〜ソ〜ソ〜ソ〜。

しかしこの曲は何度聞いてもぞわぞわする。それが感動によるものなのか不安によるものなのか、ちょっと分かんない。たぶんどっちも。ファンの方には嫌がられそうだけど、この曲にはボヘミアン・ラプソディと同質の高揚感がありますよね?ありますよね。

ちなみに、少しテンポが違ったのでここには掲載しなかったが、こっちのイカ天大賞バージョンのほうが好きだ。


ぬけられます

ここ2年間、休みには自転車を駆って東京の東側を散歩しに行きます。気になるところがあったら写真を撮って後で眺めてはニヤニヤするということを繰り返しています。

何にここまで惹かれているのか。正直なところそういったことを考えることは意識的に避けて来ているところはありますが、まあ、このよさを伝えるには何らかの言葉に残さないといけないわけで、そう考えて無理をして絞りだすと、「人の痕跡」がものすごくあからさまに出ているところなんではないかという結論にたどり着きました。

下町人情だとか、そこに住む人は失礼ながらほとんど興味はございません。街並みから一歩引いた形で表れてくる痕跡が、ほどよい距離感となまあたたかさを持っていて、それが心地よいのです。

というわけで前口上はそんなところで、昨日はもう何度目かわからないんですが、京島〜東向島〜立石あたりに行ってきたので、ちょっとだけ紹介しようと思います。京島、玉ノ井付近は個人的に最も歯ごたえのある風景が広がっています。よろしくお願いいたします。




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何があってこんなことになったのか。真ん中の茶色い建物が痛恨の顔をしているように見えます。



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京島〜東向島あたりは道をまっすぐ作るという概念がありません。家々の隙間をぬうような道それ自体が痕跡になっています。



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倒置法。




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ぴっちり。几帳面な人柄がうかがえる。



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壁にもともとあった階段の痕跡。



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少し寄ってみると、扉に「いなかった人」の痕跡が見える。



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昼をこう、さえぎっている感じ。ああFUZEIで恥ずかしい。



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これはいろいろ考え抜いてこう並べてるんじゃないか。とそう思う。




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やっぱりうねっている。



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生活に合わせて変態していくのだなあ。色ぐらい揃えればいいのに。



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「も」が勢いありすぎ。



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自転車にほんのり光が。



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この煙突から銭湯のはずなんですが、ぐるっと回っても入るところがありませんでした。


というわけで以上でございます。
観光地もいいものですが、東京にお越しの際はぜひ東側をずるずると歩いてみてください。


今日聞いてぐっときた言葉

死に化粧が変だった。

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写真は関係ありません。


石材ふぁん 1



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ゆったりとした県道を車を走らせているとよく道路脇に石材店があります。そこには大抵ひとつくらいは「これは間違っているよなあ」と感心させる石材が寂しげに、しかし堂々とたたずんでいます。

墓だけを彫ることに飽きた石材店主の暴走か。はたまたフリーメーソンの陰謀か。発生の原因は分かりませんが、それらを繰り返し見ているうち、私の中にはこの暴走する間違った面々を愛でたい、という意識がわいてまいりました。

というわけで、石材ふぁん第1回、本日は主に千葉県・茨城県で撮影した石材を簡単に分類しつつ紹介いたします。これを読んでくださった方の一部でも石材に興味を持っていただければ、幸いに思います。

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■動物万歳

一番ポピュラーに見ることのできる石材が、動物あるいはそれに準ずるものを模したもの。いつもは可愛らしく飛び跳ねる動物も、石材店にかかれば、カチンと硬直し、哀愁すら漂わせるものになります。


●妄想たぬき


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たぬきですね。目線がちょっとイッてしまわれており、不穏な感じがしますが、下腹部近辺も含めてまっとうにたぬきだと思います。


●たぬき型標識



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こちらはもう少しデフォルメされたたぬきです。これも幾分目がイッてしまわれていますね。手に持っている板には墓碑銘とか書くんでしょうか。


●チワワ型傘立て


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可愛らしいですね。チワワでしょうか。室内犬の代表格のチワワとはいっても、こちらは石材ですから外で雨ざらしの運命でしょう。

普段は怖いヤンキーが雨でずぶぬれになった捨て犬を拾うシーンがよくありますが、
「おー、よしよし、こんなに雨でずぶぬれになっちまって…」
と、雨ざらしのこのチワワ像を拾ったりすると「ちょっと頭がおかしい人」と判断されてしまうので気をつけなければなりません。


●巨大かえる(子供付き)


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冒頭にも出したかえるです。巨大なかえる。ためしに私も横で四つんばいになってみましたが、断然こちらの石材ほうが大きかったです。こんなかえるが実際にいたら恐怖に慄いてしまいそうですが、石材になるとなんとも柔和な刺激になります。写真ではよく見えないかもしれませんが、子供を背中に乗せているのもほほえましいです。
それにしてもこちら、背後の送電塔とのコントラストが非常にいい優秀な動物石材です。勝手に評価されても困りますか。

●畏怖


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猿、ですね。「どういう人が買うのか分からない度」がMAXです。
夜道を歩くのが不安な華奢な女性でも、これを肩にのせて歩けば、なんとなく防犯になりそうな気がします。


●過剰な親しみやすさ


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ゴリラでしょうか。こちらは今回撮影した石材の中でも最大級で、高さが約2mあります。丸々としてかわいらしいですが、ここまで大きいものを家にかざったりすると、「大丈夫かしら?」と近所の人に疑われること必至です。


■キャラクターもの

動物の次に多く見られるのが、有名なキャラクターをそのまま石材にしたものです。単なる模写も多いですが、いろいろ誤った解釈なども見て取ることができ、自分のキャラクター感を覆してくれたりします。


●ドリブル。


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よどみのない光沢、ほれぼれとするような曲線。ファン層が広いと聞くこのキャラクターですが、さすがに石材にまでしてしまうファンの方がいらっしゃるとは思いませんでした。


●虚空


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良く言えば「黒目がち」、ニュートラルに言えば「虚ろな」、悪く言えば「気持ち悪い」なんとかチューです。テレビではたいそうな人気者ぶりですが、この石材は千葉のはずれで雨ざらしで汚れてしまっていて、なんとなく共感を覚えたりします。


●飛び出せ!青春


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あの有名なキャラクターも石材店にかかればこのとおりです。ロボットだけに量産されています。が、



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この目は幾分やばいのではないでしょうか。お父さんが子供を喜ばせようとして買って帰っても、たぶん子供は泣く。


●男の沽券


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小さい。


■モアイ

キャラクターものの派生として位置づけられるが、元から石材というだけあって、石材化親和性の高いモアイ。ポピュラーでシンプルな素材だけに、「適当にうろおぼえで作っちゃいました!」というものが多いのが特徴です。


●男前


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モアイなんだが、なんとなく違和感がある。
そうか。普通のモアイより男前なんだ!
鼻の感じからも夜が強そうな印象を受けますので、愛されモアイと命名します。


●だだもれ


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今回の撮影中、最も衝撃的だった物件。
・カクカクしすぎ。
・穴開いてる
・胴長い
・下の双子穴は何?

様々な疑問は出てくるが、有無を言わさぬ説得力。
ブバーと口から水を出してみたら、さらに説得力が増すでしょう。ついでに下の双子穴からも水が出てくれば無機的なモアイがなんだか有機的に!


■総括

というわけで、めくるめく石材ワールド、いかがでしたでしょうか。気になった方はどんどん購入して、石材テーマパークを作ってみては?ちなみに一体数万円〜数十万円します。



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じゃあねー。



(本稿はオモコロに寄稿したものを許可を得て再編集の上、掲載したものです。)


オイサオイサで山車ラジオを更新しました。



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写真は関係ありません。

オイサオイサで山車ラジオ第7回前半を更新しました。
今回は1996年。大して世の中の趨勢と関わらず生きていたなあと思う今日この頃です。

なお、オイサオイサで山車ラジオでは今回から広告を募集しています。あなたが広告してほしいものを辻広告ということで、詳細はあっちのサイトで。

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ちなみに今回初めて自分で録音音声の編集とかをやってみたのですが、こう、言葉と言葉の間にある「え〜」とか「あ〜」とか「スッ」っていう息の吸い込みを意図的に削ってみることだけに集中してしまいました。


まあ、おかげで多少会話のテンポは上がっているかと思いますが、これをやっているとなんとなくトランス状態になってきて、チクッチクッと削るたびに「え〜」とか「あ〜」とか削られたその空気の振動を集めて売りたい、どこかに売りたい、SE集として売りたい、売れる、売れるはず。無料音源、おお、俺は今トランス状態、などといった状況となっておりました。

こう、こういう自分の息によって震わせた大気の状況をデジタル化してそれをちまちま削るというこの行為、これからも元気にやっていきたいと思います。次回は来週更新予定です。


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