発見2

こう、土下座をしてですね。そのままの身体の形をキープしたまま真逆さになると、子供最強の技、ダダこねの体勢になりますね。


誰かに土下座をされて、困ったなーとか思ったらコテンと蹴飛ばして転がしてみるといい。ダダをこねる体勢になるので、「君!なんという態度だ!」と起こることができます。

ということを帰る途中に考えついて、「俺、ものすごいことに気づいた!」とか思ったんですが、よく考えると全然大したことがない。発見の神様はどこか遠くのあたりを歩いているようです。

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ところで、20日の日記はミートホープ報道前夜のものですが、意図せず時流を先取っていて恥ずかしいです。ね、先取っていますよね!


発見

シルベスタ・スタローンの苗字と名前の1文字目を入れ替える(これをけつだライズという)という行為を頭の中だけで行おうとすると、ぜんぜんうまくできない!


当たり前を疑え

日々深夜まで働くビジネスマンであるから、かたときも仕事のことを忘れることがない。今日なども帰りの自転車をこぎながら一つのアイデアを考えた。聞いてほしい。

「正真正銘大豆納豆」

というのはどうか。キャッチコピーは「ちゃ〜んと大豆、使ってます」

この商品を見てしまった人は、「ん?納豆って普通は大豆使ってるんじゃないの?」「あれ?じゃあ、ほかの商品はちゃんと大豆使ってないの?」と不思議に思うこと請け合いなのである。

もちろん他の商品の原材料名を見ればすぐに分かることではあるのだが、自明であることを改めて問いただすことによって他の商品の信頼性を損ね、相対的にただの納豆である「正真正銘大豆納豆」の印象的価値を上げるのだ。

類似商品として、以下のものが挙げられる。

「牛乳殺菌しちゃいました」

「ハンバーガー(パン使用)」

「ソラニンを取り除いた、ごろごろじゃがいものカレー」

バカ売れ間違いなし!

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新たな商品の可能性に興奮したまま家に帰る。帰宅一番、冷蔵庫を開けて私は「手しぼり感覚 オレンジジュース」を一気に飲み干す。

ほのかな塩味に、手しぼり感覚を思う。


これも、浜松町のモノレール乗り場で配布されているモノレール情報帳だ!

以前、本欄で紹介した「モノレール情報帳」の第16号を入手しましたので、こちらに掲載させていただきます。



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一貫して猫耳、巨乳をアピールした頭身低めの女性絵、無骨な男の手書き文字には、何か鬼気迫るものを感じるのであります。

モノレール浜松町駅で、こんなかんじで配布されています。



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自家製音姫

様々に自分仕様にカスタマイズしてきた我家の最大の弱点として、ダイニングにトイレがくっついているということが挙げられる。ダイニングで飯を食い、酒を飲んでいるすぐ横のトイレに入るというのはなかなか抵抗感が強いものだ。

この問題への対処として、食器棚で間仕切りを作った。トイレの前に食器棚を置くことにより、うまくトイレ前の空間が個別の通路のようになり、人の目の前でトイレに入るという恥辱事態を回避することができた。これは大きな安堵感を居住者、および客にもたらした。

しかしまだ問題は残っている。音だ。棚があるとはいえ、結局音をさえぎるのはトイレの扉一枚のみ。どうしても賑やかなアナルシャウトが聞こえてしまう。これはさすがの存在感を放つ棚でも綺麗に音を通してしまうのだ。

そういうわけで考えた。さえぎるものをこれ以上に増やすことはできないなら、音が出るものは仕方ない。さらなる音を出せばよいのだと。そう、音姫を設置すればよいのだ。

とはいってもチョロチョロという一辺倒の音しか出せない音姫では、私のオリジナル心を満たすことはできない。その音姫という概念はTOTOさんのものだとしても、それを土台に自分のオリジナリティを出したい。人間ってそういうもんじゃないか?

便所にボタンが3つ着いた端末を置く。端末には大、小、不明のボタンがある。

詰まっていて大きな音が出そうな場合は大ボタンを押すといい。軽快なディキシーソングが、その縦ノリリズムとともにあなたの排便をうながしながらも周囲へのカモフラージュをするだろう。

いつもの小水をする場合は小ボタンを押せばいい。陰鬱に奏でられるブルースがあなたの小水の勢いを止め、そのギターの音色とともに周囲への配慮を必要なくさせるだろう。

どっちが出るか分からないままとりあえず便器に座る方は不明ボタンを押す。毎回、あなたの健やかな排便を促す「イルカに乗った少年」がかかる。安心して下腹部に力を入れるといい。チュルンとしたイルカのイメージが大便をうながし、噴気孔から激しく噴出される液体のイメージが、小水の出力ボルテージを上げることだろう。

と、ここまで考えてみたが、結局便をしていることを音により誇示していることに変わりないため、何の意味もないことに気づいた。

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じゃあ、これはどうか。トイレの中のスイッチをポチと押すと、食卓に「排便中」と書かれたライトがぼんやりと光る。これを見た人は自然とダイニングを後にするのだ。

なんだか、こっちのほうがいい案のように思えてきた。実行するか。


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