the おしんステーキ

サムゲタンのパックがあった。モランボンの鍋のつゆみたいな感じのに入っている。

と、こともなげに言うが、サムゲタンだ。丸鳥が入っている。ちゃんと高麗人参やもち米も入っているらしい。それとなく持ってみるとものすごい重量。ゴスゴスとさわってみると、確かな鳥の感触。

買った。1000円。

とりあえず今のところは食べる気はない。例のキムチ論争のときに韓国食品に対する信頼は地に落ちた。だって、「キムチに寄生虫が入っている理由は道端の糞尿が入ってしまったから」という理由だもの。

いろんなことに無頓着ではあるけども、そういった屈辱的なことだけにはきっちり反応してしまう。とはいっても、その心意気に心を許してそこらを無視してしまうので、自分でもよく分からない位置に来てしまっている。

なんでしょうか。赤木春恵が渡る世間から降板したけど、家では舌ビラメのムニエルを食べている、とか、そういうのと同種の複雑さを感じます。


こういう人間になりたい

tomason


嗤ってキャンディー

また日があいてしまいました。よく見たら先週の月曜の小欄で、「続きはまた明日」とか書いている。もちろん続きは書いてない。こうやってどんどん自分で自分の首を絞めていくのだ。仕事でも人間関係でもしかり。

こういうときは自分の能力を鑑みてもう少し譲歩するべきだろう。「続きは来年度末」「続きは来々年度末」「続きは来世」。むしろ、「続きはライラライラライライラライライ・・・」と一生言っていれば続きを書く必要もなくなるかもしれない。そうすれば人の信頼をこれ以上失うことなく生きていけそうだ。いや、生きてはいけそうだ。

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先週末、知人の実家に遊びに行ったのですが、何故かご両親とお婆さんから大変な歓迎をうけました。

知人宅は床がフローリングなのですけども、そこへ私が何も考えずに入ると必ずおばあさんが私の足元を指差しながら厳しい顔でアゴをクイックィッとやります。すると

「ああ、四万十川君、スリッパをはいてないじゃないか!フローリングで冷たいでしょうに!」

と私にスリッパを持ってくるのです。そして、私がはばかりに席を外し、スリッパをはき忘れて戻ってきた際もクィックィッとなって、新たなスリッパがやってきます。こたつに入って、出るときに近くにスリッパがないと、またスリッパがやってきました。

クィッ、スリッパ。クィッ、スリッパ。

何かの落語になるかと思ったけども、特にそういうこともなく、スリッパがとびかった一日でした。


喫煙マナー

会社の喫煙所は夜の9時を過ぎたら電気が消されて真っ暗になる。

一仕事を終え、今日も真っ暗な喫煙所にパチリと明かりをつけて入ったら、中に人がいた。しっとりと軽くうなだれて。「あ、すみません」と会釈を交わして1本吸う。

ジジジと自分のタバコの燃える音が聞こえる。静かに時間が流れる。

喫煙所を出るとき、そっと明かりを消しておいた。


アナルクライシス

いや、今回こそは誰かが自分を陥れようとしていると思ったのだ。夢うつつの中で見た映画のCM。確かに石油利権が渦巻く中東を舞台に、ベテランCIA工作員が暗躍する姿。確かに魅力的な背景。観れば深いのだろう。体に大きな穴を穿つのだろう。でも、たぶんこれは夢だ。一言こう言ったら自分が築き上げた砂上の楼閣のような人間関係はすぐに崩れ落ちてしまうだろう。

「いやー、シリアナ見たいよね。」

全世界が自分を指差して笑う。私は枕で頭を隠して四つんばいになってその声を消そうとがんばる。でもまあ、やや大事な部分は見えている。

そんなことがあってたまるか、と口をヘの字にして我慢していたら、あっさりと同僚の女子社員が言った。

「シリアナおもしろそうだよね」

まあ、おもしろいだろうけども。夢におびえていた私はカエルにしょんべんをかけられたみたいに、よりいやな現実に戻されてしまった。

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という話を友人にしたら、「いや、そこはやっぱ邦題をちゃんと付けておくべきだよね」という話になった。そうだよね。誰だってシリアナと聞いたら1つしか思い浮かばないもんね。で、どういう題をつけるの?

「『戦場のシリアナ』とか」

「シリアナから離れろよ」という一言も発せず、頭の中にはこんな映像しか浮かばなかった。

shiriana.gif
(まあ、そう言わずクリックを。)


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