ホリデーモーニング

後輩のS君の誘いでマイケル・ジャクソンのコピーバンドをやることになった。
練習は日曜日の午前10時から。かなり早い時間帯だが、土日はダラダラと家で過ごしてしまうことに慣れていたため、外に出るよいきっかけだ。

「午前に外で用事を済ませると、午後がまるまる使えますからねー。」とS君。私と同じく土日ダラダラタイプである他のメンバーも、「こんな午前から外出するのは新鮮だ」と、S君の粋な計らいに感謝している様子。

練習は正午につつがなく終了。楽器の後片付けを終え、とりあえずみんなでモスバーガーで食事。せっかくの午後。これから何をしようかなー、とスパイシーモスチーズバーガー(スパモッチ)にかぶりつきながら全員に午後の予定を聞くと、

「いやー、特に」

「ないっすねえ」

「スーツ買いに行こうかと思ってるけど、まあ、別に・・・」

と、誰もアクティブな日曜日の午後を過ごすプランを持っていない模様。かくいう私も全くノープラン。

結局その後、モスバーガーに1時間半くらい居座り、それから近場のビリヤード場で1時間ほど玉突きをたしなんで3時くらいに解散。みんな自分の家に帰っていった。

日曜日の午後に外に出ているのに、結局夕方くらいから外出したのと同じくらいのことしかしていない。結局時間を変えたところで、人間のキャパシティは変わらない、ということだろうか。

とはいってもこの非アクティブな活動、なんだかとても清々しい気持ちだ。この調子で非精力的にガンガン活動していきたい。


ハメーンリンナと声かけて



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思い出したかのようにフィンランドのことを書きます。
ヘルシンキから少し北東に行った街、「ハメーンリンナ」というところに車で行きました。こちらは湖のほとりにある落ち着いた街で、作曲家のシベリウスの生家のあるところとして有名です。



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(こんな感じ)

とはいっても市内はいわゆる地方都市という感じで、日本とあまり変わった感じがしません。ぽつりぽつりと人が歩いていて、活気のないショッピングモールがあって、ショッピングモールのはじっこは掃除が行き届いてなくて、少し寂寞とした空気を流していて、その中を元気な子どもが走り回っています。



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この街の名物といえば、フィンランド3大古城に数えられる「ハメ城」です。私などは下卑た人間なので、「ハメ城」と聞いただけでも浮き足立ってしまい、思わずおぼつかない足取りで走り出してしまいました。ハメ城。

13世紀にスウェーデン人によって建てられたこのハメ城。他国に征服されたときに作られた城というのが、ハメ感をより増幅しています。ハメ城を取り囲むようにあるアウランコ自然公園も、心の中で復唱すると、いつのまにかアラウンコとなってしまい、さらなる下品が加速し始めます。「俺は今、アラウンコだ、ハメー!」

というわけで、これがハメ城です。



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よく見ると、なんかいる。



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ハメー

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wikipediaのこれもとてもいい写真だ。


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