テムテムチョーホフサバリスフ。

月曜日に作った牛スジ煮込みが土曜日になった今日でも残っている。ここまでくると食べる勇気がなかなかわかない。

とはいってもカビが浮く、とか、酸っぱいにおいがする、とか、なんか原色だよね、といったように「ちゃんと」腐らないと捨てる勇気も湧かない。どうすればいいんだ!いつもそんな悩みに苛まれている。

でもまあそうやって悩んで、ブツを冷蔵庫の奥に隠して見てみぬふりをしているうちに一週間経ち、みごと、食欲の失せる表面になっているのである。さようなら。

そんなことをするのは食べ物を粗末にしているということであり、強い罪悪感を伴うのは当然だろう。シンクに流れるのは変色した"元"食べ物だけではない。悲しみにくれた僕の涙もしとしとと流れる。

さて、今回はそんな事態になるのを避けるため、煮込みを減らす方法を考えたってば、思いついた。

即席のカレーうどんにこいつをぶっかけるのだ。名付けて、煮込みぶっかけカレーうどん。(と、自分の発見のように書いているが、これは新宿のとある飲み屋の定番メニューだ)

カレー粉は食べ物の腐敗を遅らせるとともに、その強い香りは都会に降る雪のように、腐敗したものを包み隠してくれるのだ。いいことを言った。俺!ダバー。かけた。カレーうどんに。

とろとろになった牛スジがカレーうどんの風味を高める。一緒に煮込んだ根菜が食卓をにぎやかす。いいぞ!いいぞ!恥ずかしくなるほど箸が進む。どうやら牛スジも腐ってないみたいだ。

ところで、コウモリとはどのように書くかご存知だろうか?

「蝙蝠」、正解だ。
「コウモリ」、間違ってないけど発音そのままっていうのは卑怯だね。

「蚊喰鳥」そう、これもコウモリだ。蚊をよく食うらしい。コウモリは。血を吸う者同士、忙しい話だ。

煮込みぶっかけカレーうどんを食べている途中、とろみのあるカレー汁からピロリと飛び出た蚊の足をたくさん見た。そんな僕の名をなんと呼ぶ。

「蚊喰人」、正解だ。

明日はあなたの街に「蚊喰人」がやってくるかもしれない・・・


かっこいいバス停

mobile photo先日からのかっこいい言葉つながり。

「ダムサイド」

ドイツ語で「地獄」という意味です。うそです。

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関係ないですが、うちもはてなアンテナに捕捉されなくなりました。ページ右下でRSSを配信してますのでどうぞ。



検索しても出てこないんだ。

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フィッサンヘモチェプヘンと、フィッサンヘモロイダルザルベである。

ヘモチェプヘンの韓国語のような気の抜けた感じもいいが、ヘモロイダルザルベの強いのか弱いのか分からない感じもいい。

こんな感じだ。









博士2

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結婚事情

実家の田舎町に帰ってきております。

帰ってきたら両隣の長男さんが結婚していました。左隣はフィリピン人のお嫁さん、右隣は中国人のお嫁さんです。
うちの地域は一挙に国際化が進んだような気がします。のどかな我が集落を犬の散歩をしながら歩いていると、アドボ(酸っぱい鳥の煮物)と、ホイコーローと、なば汁(こっちらへんの言葉で言う「きのこ汁」のことです)の香りが混ざったような空気を感じます。感じるような気がします。

双方大変美人ですが、それもそのはず。いずれも地域に根を張る海外結婚相談所に数100万円払って手に入れた最高の人身だそうです。かようにして皆さん知らぬ間に日本の奥地では人身売買が公然と行われ、日本の国際結婚率5%を支えておるのです。

中国人のお嫁さんは日本語が話せず、毎日夜にシクシクと泣いているそうです。うちの地域の国際化はまだまだ遠そうです。


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