ワニおすそわけ続報



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写真は関係ありません。

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今朝、メールを確認したところ、一昨日の幸せワニおすそわけ計画になんと二名様からのお申し出がありました。

誠に物好きな方もいるものだと、当方大変頼もしい気持ちになりました。

さすがにワニを二つに分けることはできません。幸せは、もやっとした塊です。そっと両手でもって塊ごと押し出すしかないのです。

そういうわけで、ご連絡いただいた方には本日夜あたりに一報いれさせていただきます。

なお、野暮といえば野暮ですが話していなかった注意事項がありますので列挙しておきます。

・全長1メートル強あります。
・重さは量ったことはないですが、ずっしりしています。
・モノとして古いため、手足が少しずつ朽ちてきています。
・消毒のためでしょうか。少しアルコールっぽい香りがします。理科室のにおいといったら分かりやすいでしょうか。
・口の部分はちゃんと埋まっているので口の中のグロさが怖い人も安心です。なお、その埋めた部分にあの王選手のサインがあります。
・ただし、裏側は結構はげしくバッサリ切られていますので注意が必要です。

取り急ぎご報告まで。

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なお、剥製は所定の大きさの袋に入れられれば生ゴミとして処分できます。


幸せのおすそわけをいたします。

先日、我が家にあったソファとワニの剥製を交換した。事情は割愛する。



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部屋の大部分を占有していたソファを厄介払いできたのはいいが、ワニの剥製がソファ以上に存在感があるということは意外だった。(頭の後ろにあるのが通常の大きさのワインボトルなので、そこから存在感を予想していただければ幸いである。)

この幸せをおすそわけするため、私がやっているポッドキャストのオイサオイサで山車ラジオの中で、この「ワニの剥製」がほしい方には無償で差し上げますという呼びかけを行ったところ、実に0人の方からお声掛けを頂いた。引き続き幸せのおすそわけ活動ができるということで、大変ありがたいことである。

そういうわけで、こちらでもこのワニの剥製の貰い手を探したいと思い紹介させていただく。

一度ワニを手で撫でてみたかった、背中で洗濯がしてみたかった、ワニの裏側って見たことがないから見てみたかったという方には自信を持って幸福が分け与えると考えている。ぜひ右欄に掲載しているメールアドレス宛てにご連絡いただければ幸いである。


アルペンコレクション



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写真は関係ありません。

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ここのアルペンコレクションがじわじわとおもしろい。

昔、Web上でこういった路上観察的なものを調べていると、車やツーリングであるとか、旅行を趣味にした個人サイトをやっている方がサブコンテンツとして提供しているページに行き当たることが多かった。

自分としてもそういったものを作成したいと志向はしているのだけども、その数であるとか情熱であるとか足の軽さとかそういったところで完全に負けていて、口惜しい気持ちとなっていたとともに、全く異なる趣味趣向の人と、路上でつながっているということにちょっとした興奮を覚えていたことを思い出した。


食料を消費する技術



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食料消費技術研修館である。
食料を消費するということに研修が必要であるということに、私は今静かに感動している。この中ではどのような技術が伝承されているのだろうか?

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今日は都内の大手商社である四角紅の社員が100人ほど集まった。若手から重役まで広範な参加者が今後のビジネスプランの一助とするため、食料の消費方法について研修を重ねる。1限目は基礎食糧消費学である。

「みなさーん、この野菜をしってますかー?」

「はーい。」

「じゃあ、たかしくん、この野菜の名前はー?」

「たまねぎー」

「そうねー。じゃあ、どうやって食べるか、おしえてくれるかなー?」

「うん。まず、外の茶色い皮をむくんです。」

「そうね。いいわよ。茶色い皮はパリパリしておいしくないわ。」

「で、あれ?中もまだ皮っぽいな。むけるんでむきます。」

「うんうん」

一枚、二枚とたまねぎをむいていくたかし。

「ああー、なくなっちゃったー。先生、これ全部皮だー!」

「うんうん。いいのよ。たかしくん。これは誰でも陥る罠なの。い〜い?たまねぎはね、一番外の茶色いのだけむけばいいのよ!」

研修会場内から感嘆の声がおおーと上がる。

「でもいけない!このまま食べちゃ!」

「おげぇ〜!」
フライングして茶色の皮をむいて丸のまま食べた武田課長が大きな声を上げる。目からダラダラと涙。ざわ、ざわ。たかが野菜に思わぬ攻撃を受けた武田課長を見て全員が後ずさる。

「ちゃんと先生の言うことを聞いてから動いてね!たまねぎは硫化アリルという物質を多く含むからそのまま食べると辛くて食べられたものじゃないの。たとえばこのように・・・ざっくり切ってね、煮込んだりするとやわらかく甘くなるのよ。」

「おおー」

「もし生で食べたい場合は、今度はスッスッとうすーく切って、水にさらすの。これをオニオンスライスといいます。鰹節とポン酢とかをかけて食べるとおいしいわよ!」

場内、関心しきり。唸り声が聞こえる。

「なお、作家の立松和平さんは学生時代あまりにも貧乏で、ある食堂で一番安いオニオンスライスを1品だけ注文したんです。すぐにたまねぎを薄切りにしたものが出てきたんですけど、彼は一切それに手をつけずにじっと待っていたんです。」

「なんでー?」

「彼はオニオンス・ライスだと思っていて、ごはんが来るのをまっていたんですねー。」

「オニオンスて!オニオンスて!」

わっしょいわっしょい。鬼オンス。ワッショイ。

「だまらっしゃい!私が教えなければあなたたちもそうなっていたのよ!オニオンスライスは坂上忍が主宰の劇団だけじゃないのよ!」

ゴクリ。そこで飲み込んだ生唾は、その恥に対する恐れなのか、硫化アリルのせいなのか。まだたかしには分からないのだった。

「じゃあ、2限目いくわよー!。2限目は『おなかがすいたときにコンビニに行ったら何を買って食えばいいのか学』です!じゃあ、10分休憩!」


明けましておめでとうございます



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写真は関係ありません。

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本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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