May 10, 2006

■ 井川遥

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井川遥を最近またポツポツとテレビで見かけるようになりましたが、彼女を見る度ある男を思い出してしまう
 
前園

サッカーの前園

オリンピック時に絶頂期を迎え、ワールドカップ時には完全に失速してしまったという彼
それに関してはメディアの過剰な祭り上げぶりにも批判の声があるなど、一筋縄ではいかない事情があったかと思われますが

日清ラ王のCMに出ていた頃のあの人には怖いものなんて何もなかったはず、いかんせん同CMにゾノのミソとして出演していた中田英寿に立場をひっくり返されてしまうなどその時にはゆめゆめ思わなかったことだろう

井川遥が前園ならば、中田のヒデは伊東美咲だろうか
(尤も、伊東美咲は俳優としての実力云々では中田とは全く似て非なるものですが)

確かなる実力があれども少し歯車がずれただけでこうも違ってしまうものなのだろうか
ワールドカップという舞台はそれほどに輝きを放っているのだろうか

井川遥にとってのワールドカップはなんだろう?
伊東美咲にあって井川遥に無いもの・・・一体なんなのか、ボクには分からない
もはや井川遥などただの記号と化し、新しい世代にとっては古い時代の残した産物でしかないのかも知れない

そこで「井川遥って知ってる?」と、上戸彩にアテンションプリーズしている世代のローティーン達に聞いてみた

「誰?」
「井川って野球の?」
「ムシキングの声の人でしょ」

と、実にカオスに満ちた答えが返ってきました

多分前園のことを彼等に聞いても同じ答えが返ってくるだろうと容易に想像が付く
まさか前園が少年サッカーの監督業なんかに力を入れていることなんて知る由もないだろう

どこかで誰かが歓喜の叫びを上げたとき、失恋に枕を濡らした時、タンスの角に小指を強打し断末魔の如くに絶叫をひり出した時・・・

日本のどこかでゾノは、少年達の育成に励んでいるに違いない
バラエティ番組なんかで「BOAちゃんカワイ〜」などという恐ろしい歓声を聞いたとき、彼を思い出してもらいたい

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今日も太陽の下、第2のゾノ・第3のゾノを育てるために、彼は汗を流しているだろう

あ、右の方はカズことキング・カズです、あしからず

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