ごぶさたしております。

え、実は先日引越しをいたしまして、いまだネットが開通しておらず更新できない状態となっております。ご来訪いただいた皆様には大変申し訳ございません。(本日はネットのできる某所より更新でございます。)

まあ、更新はしておらずとも毎日普通に過ごしておるわけでございまして、いつもこう「健康だー」と海などに向かって叫んだりとかしておりましたので、ええ。ご心配には及びません。脳みそのほうも大丈夫かと思います。ええ、ご心配には及びません。

さて、「心配」といいましたら。

先日引越し先の近所の大衆居酒屋に行きましたところですね。まあたくさんのお客さんが入って大変にぎやかな中、なんとなく店員の皆さんに違和感があるんですね。愛想もいい、きびきび動く、注文してから出てくるのも早い。いい店の特徴をすべて満たしているのに、なぜだか違和感がある。これは何だろう。

ほんでまあ、何がどう「違う」のかチューハイを飲みながら注意深く観察してみたところですね、えーわかりました。皆さん口をモグモグしていらっしゃるんですわ。いやもう、常に。店員全員。モグモグ言いましてもまあ、口の中で呪文の詠唱をしているとか、入れ歯がずれて位置をなおしているとかそういうもんではなくてですね、食べてるんですわ。常に。

カウンター内の真ん中あたりに残りものコーナーみたいなところがあってですね、から揚げあげすぎちゃったーっていうときに、ポイポイとそこにおいていくわけなんですよ。ほいで、店員はチューハイ入れついでにね、ヒョイパクっと。やるわけです。

ほらほら、なんかポテトサラダをタッパーから出してお客さん用の皿に盛って、うん、残り物コーナーに微量を積んだ。ああ、それを向こうで注文とってきたおばちゃんが、ヒョイパクっと。まあ、かようなわけで、みんなモグモグしてるんです。違和感はこういうことだったんですわ。そのあまりのヒョイパクぶりにしだいに私は笑いがこらえきれなくなりまして。と思ってたら、ああっ、さらにはおっさんタッパーからポテサラをじかにたぐっとる!そして空になったタッパーを掲げて

「アイー、ポテトサラダしゅうーりょーう」

ってな感じでモグモグしながら高らかに謳いあげたわけでございます。
その言葉、客だけでなく、店員の客も曇らせておりましたことをここに報告させていただきます。

それではまた。お会いします日を楽しみに。


センデロ・ルミノソ

お世話になっております。宣伝です。
右の帯でも書いているのですが、当方の参加しております「クリトリス・ガールズ」というバンドが、11日(木曜、ド平日です)に第1回ワンマンライブ「白夜」をしめやかに執り行います。もう一度言います。ワンマンライブです。1時間で37曲ほどやります。

オープニングアクトは「ホモンズ」。実際のところ「ゲイ」というよりは確かに「ホモ」という触感の、とても素晴らしい方々です。

場所は神楽坂ディメンジョンというところで、あがた森魚がよくワンマンライブをやっているところです。つまり、我々もあがたレベルまで達したということです。冗談です。地下鉄東西線神楽坂駅から徒歩数秒ですので、「なんとなくフラッと入ってしまった」という言い訳もできます。

6:30スタートですが、出番は確か8:00くらいからだったような気がします。何卒よろしくお願いいたします。

あと、関係ないですが私は若いころの永井龍雲には似ていません。どちらかというと、こんぶ。そう、昆布です。海をたゆたう清らかで滋味に満ちた昆布に似ています。

それでは失礼いたします。


今年はこれがくる。

お正月のテレビで一番おもしろかったのは、さまぁ〜ず大竹の「カニ買ってねえ」と「犬おっかねえ」でした。以上、よろしくお願いいたします。

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さて、ごぶさたしております。長い休みを利用して西日本各地をめぐっておりました。一番心に残ったものは、有名ではありますが、兵庫県の姫路駅の「駅そば」です。きつねそばと天ぷらそばの2品しかないというなかなかストイックなものなのですが、このそばには大きな特徴があります。

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こちらは天ぷらそばです。すでに特徴の部分はしっかり撮られていますが、この写真では間違い探しみたいです。麺をたぐってみます。

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なんということでしょう。麺がこのようにかん水を使用した中華麺なのです。汁自体はうどんで使用する通常のだし汁なのだそうです。

味のほうはサクサクとした歯切れのソフト麺という感じで、だし汁と全く違和感はありません。というか、そもそもだし汁もソフト麺の味に持っていかれていて「これ、ラーメンですよ」と言われれば、「ああ、そう?」といった感想を持つほどの存在感です。ありていに言えばただのしょっぱい汁です。

何よりの存在感を放つのは天ぷらです。この天ぷら、具がありません。「無い」ことにより「存在感」を放つ天ぷら。これぞ天ぷらの革命なのでしょう。

もふもふと平坦な天ぷらを食べ、私はハッとしました。「無い」ことにより存在感を放つ。これが本年の食のテーマとなるに違いありません。例えば、

・牛丼のネギのみ

・とんかつ肉抜き

・まん(肉のない肉まんのことです。)

・焼(タコのないタコ焼のことです。)

昨年のとろみブームの予見は見事にはずれましたが、今年は来ます。間違いなく。外れたらご希望の皆様に漏れなく「まん」をお送りいたします。


あけましておめでとうございます。

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第三文明で「気軽に親戚づきあい」という特集をしていました。

本年もよろしくお願いいたします。