某所で荒らしを目的としたリレー小説を
STAY GOLD!(休止中)のたけしくんと連載してみました。
よく分からない出来になったので読んでみてください。
【リレー小説】 冬の祭り 〜俺、どうしても…〜 【リレー小説】
1 名前: 四万十川 投稿日: 2005/01/11(火) 02:53
私は、山田サム。37歳、ダンサーだ。今日もダンスを踊るためにスタジオに来ている。
2 名前: たけし 投稿日: 2005/01/11(火) 02:56
ドアを開け、誰もいないスタジオに入る。しかしそこには人影があった。
3 名前: 四万十川 投稿日: 2005/01/11(火) 02:57
「誰だ!」
私は思わず叫んだ。すると人影はゆっくりとこちらに歩み寄ると、低く響き渡る声でこう言った。
4 名前: たけし 投稿日: 2005/01/11(火) 03:01
「お前こそ誰だ!」
私もゆっくりと人影の方へ歩み寄った。すると、その人影は私のよく知るあの人物であることがわかった。
5 名前: 四万十川 投稿日: 2005/01/11(火) 03:07
元ワンギャルだ。
6 名前: たけし 投稿日: 2005/01/11(火) 03:12
いや、よく見ると違う。天井にはさまったバレーボールがそう見えただけだった。この人影は、実は・・・・!
7 名前: 四万十川 投稿日: 2005/01/11(火) 03:18
「お前は・・・、高橋尚子・・・!」
「フフフフ。よくわかったわね。」
どこからともなく、「ババンババンバン バーム」という調子のいい音楽が流れ始めた。
8 名前: たけし 投稿日: 2005/01/11(火) 03:22
みるみるうちに割れてゆく腹筋。
それを見ていたジェニファーの乙女心に火がついたのは言うまでもない。
「姥捨て山!」
その発言に、サムは黙っていられるはずがなかった。
9 名前: 四万十川 投稿日: 2005/01/11(火) 03:27
「シャム双生児とシャムシェイド!」
そう叫ぶとサムは激しく体をゆすり始めた。
と、辺りに不可思議な煙が立ち込め始める。
そう、サムはあの、全てのダンサーがあこがれるあの必殺技を出そうとしているのだ。
その必殺技の名は。
10 名前: たけし 投稿日: 2005/01/11(火) 03:36
「お・め・ハ・メ・波ー!」
サムの両手は猥褻物陳列法に違反していた。
しかし、おめハメ波は出ない。
どうやらパワー不足のようだ。
ならば!
「お・め・ナ・メ・波ー!」
サムは狼狽した。
おめナメ波のナの字も出ないのだ。
尚子「もっとグローバルにしないと私は倒せないわよ!」
こうなったら、あの技しかない。
伝説のあの技を!
11 名前: 四万十川 投稿日: 2005/01/11(火) 03:41
「おしっこ DE ローリン・ヒル!」
サムは手を高らかに上げ、腰を高速で回転させる。
ダンサーとして鍛えてきた見事な体が竹のようにしなる。次の瞬間、サムの腋の下から黄金の液体が放出された。
「何ィィィィィ????!!!!」
黄金水を浴びた高橋尚子がみるみるキムタクにクリソツな男に変化し始めた。
12 名前: たけし 投稿日: 2005/01/11(火) 03:46
「フハハハハ!オプションはつけますか!」
あの、優しかった尚子はいずこへ。
お母さんの大事な場所から生まれた尚子はいずこへ。
「ちょっと待て!この勝負、俺が預かった!」
聞き慣れた声がこの緊張感を解いた。
そう、この声の主は、あの御方だったのだ。
13 名前: 四万十川 投稿日: 2005/01/11(火) 03:55
「父さん・・・」
声の主はサムの父親であった。
「久しいな!サムよ!パックリおまんちょ食べたいな!」
「略してぱっくんちょ!」
懐かしいこのやりとり。
15年前。サムの父親はガンバルマンとしてサンバイザーをかぶった人を殴る旅に出たまま帰らぬ人となったはずだった。
そんな父親が何故今ここに・・・。
14 名前: たけし 投稿日: 2005/01/11(火) 04:06
あれから10年の月日が流れた。
サムは持ち前の明るさを武器にして、接骨院を始めていた。
「やあ、僕の君たち!」
今でもあの日の事は忘れられない。
実の父が早朝バズーカで起こされていたなんて。
ああ、そういえば今日は父さんの診療日だった。
「やあ父さん、今日も元気かい?」
「袋をかぶせられました!」
〜Fin〜