ボール犬ミッキーの受難

痛々しいミッキー けが押して“出場”



カープのボール犬「ミッキー」ですが、昨日の試合では負傷してびっこをひきながら球審にボールを渡していました。

そこまでカープのDNAを継承しなくてもいいのに、と大変気の毒な気持ちになりましたが、その調子でドラフトで阪神などに引き抜かれるまでやってくれれば、カープファンとしては本望です。

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いや、むしろミッキー君にはインタビューで「両方のアキレス腱が切れんかなと思ったこともあるです。そのほうがバランスがよくなるんで。」と回答してほしい。うまく球審にボールを届けても首をかしげてほしい。


エレベーター小話 その2

家を探している。不動産屋を回ってひたすら内見を繰り返すという地味な作業は既に足掛け3ヶ月を超えた。それでもまだ自分の納得できる家が見つからない。

先日も個人的に好きな街である門前仲町で、とある小さな不動産屋に入った。条件を話すとすぐにさっさと、なかなかいい物件を4軒を見つけてくれる。さっそく内見に行くことに。

内見の担当者は不動産屋には珍しく無口な人だった。僕を部屋に招き入れると、部屋の端っこに立ち、ふとした瞬間にボソッと

「天井低いです・・・」

とか

「バランス釜・・・」

などと、自信のなさそうな声で部屋の特徴を伝えてくる。

会話が少ないと不安を覚える私は逆に気を使ってしまい、「なるほど、築30年にしては外観も古い感じもしないですねー」とか、「水周りの配置には結構気を使ってある感じですねー」とか、「ヌケがいいですねえ」とか言ったりする。

そんなことを繰り返しながら最後の4軒目になった。11階建ての11階、最上階の部屋だ。開放感のあるエントランスはいい感じ。スタスターと出て行くピザの宅配店員とのすれ違いも難なくこなして、エレベーターに乗る。

マンションのものにしては大きいエレベータ内は、激しいピザ臭に溢れていた。さっきすれ違った宅配員が配達したピザの匂いだろう。

香ばしいチーズの香り、トマトソースのジューシーかつ爽やかな存在感。サラミやペパロニの重厚さ。それらが残り香とは思えないほどの「そこにある」感を出してたたずんでいた。

食欲をそそる香りの前に無言の私と担当者。11階まで時間もあるし、ここは何か話しておいたほうがいいかな、と思いをめぐらす。点滅する階数表示は徐々にその数字を上げていく。切り出すタイミングがない。7階、8階。

「ピザ・・・」

聞き取れるか聞き取れないか、ギリギリの大きさの声が後ろからした。担当員がようやく口を開いたのだ。しかし、無情にもそれと同時にエレベータのドアも開いた。


ご業務ご連絡

四万十川篤彦です。いつもお世話になっております。

当サイト自体に興味のない方には何の意味もないご連絡をさせていただきます。酔っ払っているので膿を吐き出すように。

今後、Web冷え汁は徐々にアドレスを
http://oshienai.com/sb/
に移していきたいと思います。(ちなみに今ごらんのページの上フレームの部分です。)

お気に入りに入れている方は上記のアドレスに変更していただけると幸いです。はてなアンテナに登録している方は下記をクリックしてください。

こちら

なお、現行のhttp://www004.upp.so-net.ne.jp/name/も、当分は使えますので面倒な人はそのままで問題ないです。

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ついでに近況や雑談を。

天国学園っていうバンドがすごいです。

・バンドといえば、しつこいくらい告知している当方のバンド「クリトリス・ガールズ」はちゃんと実在します。

・次回ライブは9月1日(金)新宿SUZUKANであります。ホモンズというホモの方々のイベントに出ます。ホモンズの方は皇太子に似てらっしゃいますので、皇太子ファンの方は是非。金曜日ですので明日のことを考えずに、そのまま新宿の泥になろうではありませんか。

・ジーコさん、すみませんでした。

・それとは関係なく、「広告三杯酢」という企画を準備中です。道端であったものや、オブジェクト、概念などを無差別に広告する辻広告企画。第1回は「ゲル状」

・立ち消えになる可能性高し


エレベーター小話 その1

エレベーターに乗るとき、もうすぐ60歳になるよき先輩社員といっしょになった。私は目礼をしてから自分の目的地である「6F」を押し、続けて「閉」ボタンを押した。すると、

「コラッ!」

と叱責の声が飛んだ。振り返るとよき先輩社員が腰に手を当て、プンスカと怒りながらこっちを見ている。

「うわ、なんですか?」

「おめー、閉ボタンの前に階数のボタン押しただろ」

「ええ。」

「閉ボタン押してから階数のボタンを押した方が、早く扉が閉まるだろう。そうしないことによるロスでお前は何秒損していると思ってるんだ!」

「うーん、1回につきコンマ1秒くらいでしょうか?」

「それが積み重なってみろ!1億回エレベーターに乗ると1000万秒損することになる。」

「ハア」

「何光年だ!」

「ハ?」

「何光年か言ってみろ!」

「いや、光年は距離だと思いますが・・・」

「口答えするない!」

「すみません!」

「ともかく今後は先に閉ボタンを押すように!コンマ1秒とはいっても時間は大切だぞ!」

「ハイ」

で、目的階は一緒だったので共に降りると、よき先輩社員はすばやい足どりと無駄のないコーナリングで休憩室へと。私が自販機で缶コーヒーを買ってから休憩室を覗き込むと、既に寝息を立てていた。

見習わないとな、と思った。


そういえば

本日ライブですのでよろしかったらいらっしゃい。

情報は右にあるオフィシャルサイトへのリンクから!




テムテムチョーホフサバリスフ。

月曜日に作った牛スジ煮込みが土曜日になった今日でも残っている。ここまでくると食べる勇気がなかなかわかない。

とはいってもカビが浮く、とか、酸っぱいにおいがする、とか、なんか原色だよね、といったように「ちゃんと」腐らないと捨てる勇気も湧かない。どうすればいいんだ!いつもそんな悩みに苛まれている。

でもまあそうやって悩んで、ブツを冷蔵庫の奥に隠して見てみぬふりをしているうちに一週間経ち、みごと、食欲の失せる表面になっているのである。さようなら。

そんなことをするのは食べ物を粗末にしているということであり、強い罪悪感を伴うのは当然だろう。シンクに流れるのは変色した"元"食べ物だけではない。悲しみにくれた僕の涙もしとしとと流れる。

さて、今回はそんな事態になるのを避けるため、煮込みを減らす方法を考えたってば、思いついた。

即席のカレーうどんにこいつをぶっかけるのだ。名付けて、煮込みぶっかけカレーうどん。(と、自分の発見のように書いているが、これは新宿のとある飲み屋の定番メニューだ)

カレー粉は食べ物の腐敗を遅らせるとともに、その強い香りは都会に降る雪のように、腐敗したものを包み隠してくれるのだ。いいことを言った。俺!ダバー。かけた。カレーうどんに。

とろとろになった牛スジがカレーうどんの風味を高める。一緒に煮込んだ根菜が食卓をにぎやかす。いいぞ!いいぞ!恥ずかしくなるほど箸が進む。どうやら牛スジも腐ってないみたいだ。

ところで、コウモリとはどのように書くかご存知だろうか?

「蝙蝠」、正解だ。
「コウモリ」、間違ってないけど発音そのままっていうのは卑怯だね。

「蚊喰鳥」そう、これもコウモリだ。蚊をよく食うらしい。コウモリは。血を吸う者同士、忙しい話だ。

煮込みぶっかけカレーうどんを食べている途中、とろみのあるカレー汁からピロリと飛び出た蚊の足をたくさん見た。そんな僕の名をなんと呼ぶ。

「蚊喰人」、正解だ。

明日はあなたの街に「蚊喰人」がやってくるかもしれない・・・


かっこいいバス停

mobile photo先日からのかっこいい言葉つながり。

「ダムサイド」

ドイツ語で「地獄」という意味です。うそです。

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関係ないですが、うちもはてなアンテナに捕捉されなくなりました。ページ右下でRSSを配信してますのでどうぞ。



検索しても出てこないんだ。

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フィッサンヘモチェプヘンと、フィッサンヘモロイダルザルベである。

ヘモチェプヘンの韓国語のような気の抜けた感じもいいが、ヘモロイダルザルベの強いのか弱いのか分からない感じもいい。

こんな感じだ。









博士2

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結婚事情

実家の田舎町に帰ってきております。

帰ってきたら両隣の長男さんが結婚していました。左隣はフィリピン人のお嫁さん、右隣は中国人のお嫁さんです。
うちの地域は一挙に国際化が進んだような気がします。のどかな我が集落を犬の散歩をしながら歩いていると、アドボ(酸っぱい鳥の煮物)と、ホイコーローと、なば汁(こっちらへんの言葉で言う「きのこ汁」のことです)の香りが混ざったような空気を感じます。感じるような気がします。

双方大変美人ですが、それもそのはず。いずれも地域に根を張る海外結婚相談所に数100万円払って手に入れた最高の人身だそうです。かようにして皆さん知らぬ間に日本の奥地では人身売買が公然と行われ、日本の国際結婚率5%を支えておるのです。

中国人のお嫁さんは日本語が話せず、毎日夜にシクシクと泣いているそうです。うちの地域の国際化はまだまだ遠そうです。


つじあやの!つじあやの!つじあやの!

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いつも、もやもやとするこの言葉ですが、


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この人のほうがもやもやするので気にならなくなりました。
ヒゲなのか、髪なのか。それとも陰毛?


立ち食いそば賛歌

先日、東京と千葉をつなぐ素敵な路線=京成線のとある駅のホームにある立ち食いそば屋に入った。店内には先客一人。コウーンという換気扇の音と不規則なリズムですすられるそばの音が響く。いい光景だ。

ほんのりとしたよい予感を抱きながらメニューを見る。

「かけそば 200円」
「わかめそば 250円」
「天ぷらそば 300円」
「スタミナそば 330円」

こだわりのラーメン店のようなメニューの少なさ。そしてその中にあるスタミナそば。

食べ物につく「スタミナ」の響きにはいつもワクワクさせられる。いいぞ。肉が乗っているのだろう。おつゆの味はくどいほどにしっかりとしていて、鼻腔をにんにくの香りがくすぐるのかもしれない。ぐちゃぐちゃの具の上に生卵がつるんと乗って、てっぺんで黄身を潰そうものならもはや目も当てられないようなスタミナ地獄が展開されるのだろう。

「ス、、スタミナそば!」

あーい、スタミナ一丁

先客の不規則で豪快なリズムはいつの間にか止み、どんぶりを持ち上げズズイとしている。まさに堂々たる最終楽章。入れ替わってけたたましく店員おばちゃんの作業音。

スットンガチャガチャとそばを湯に通し、器にのさっと入れる。そこに天ぷらを乗せパッパッパッとネギを入れた。最後に既に割って用意してあった生卵をずるり、おつゆをサー。

同時に先客、ボウッと声を出して器を下膳口に出し、足早に去っていく。「ありがとうございましたー」という声を境に、店内に換気扇の音だけの静寂が訪れた。トンと置かれるスタミナそば。

パキリと割り箸を割りながら舌なめずり。しかし、クッと覗き込んだそれは天玉そばだった。なんてことだ。スタミナはどこに行った!肉は?ぐちゃぐちゃは?私のスタミナ幻想は左端にたらりと乗った生卵と油をよく吸った天ぷらに委ねるしかないのか。

そもそも、これはいつもの朝飯じゃないか。

私は絶望に顔を曇らせながら、いつも通り天ぷらをくるりとそばの下に滑り込ませた。つかの間の別れの儀式。半分食べた頃にもろもろになった天ぷらと再開の儀式。でもなんとなく天ぷら本体にはあまり手を付けないダイエットの儀式。卵を最後につぶして味変えの儀式。(これを天玉そばの4儀式という)

これらを経ると、なんだかどうでもよくなって、どんぶりを持ち上げズズイと最終楽章。

ありがとうございましたー


再掲シリーズ

近所のラーメン屋Gはそれなりにおいしいが、地味な味なのであまり有名ではない。

でも一時だけよく雑誌に載っていた。ラーメン好きで知られていたル・クプルの男の方が猛烈にプッシュしていたためだ。今ではル・クプルなんて生きているかどうかも分からない。そのため雑誌には載らないから、知名度は下がる一方。

この状況を名づけるなら「ル・クプル頼みのプロモーション」だ。それに気づいて以来この言葉が頭を離れない。語呂がよくて。

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追記:

語呂がいいので、「ル・クプル頼みのプロモーション」という言葉にポーズをつけてみました。




ファッションセンターしまむらの自虐広告のように

甲斐よしひろみたいなタイトルにしてみました。

宣伝です。当方の参加しているクリトリスガールズというバンドのライブが明日土曜日夜よりあります。

詳しくは右にあるオフィシャルサイトへのリンクをクリトリスしてください。

取り急ぎ。



博士1

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毒にも薬にもならない

Winnyの開発者が懲役1年を求刑されたらしいですね。またネットではにわかに言葉が→←←→となっております。私は特に物事に対する意見を持たない人間なので特に見解等がありません。

ただ、今回のことを理解するに、「女子生」という言葉を使ってAVを作成している業者が摘発されて、社会奉仕を命じられた、とかそういうのと同じ感じなんでしょうか。全然違いますね。


乾物創世記

何度でも言いましょう。

Welcome! よーうーこーそー 日本兵〜

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先日書きました、ふえるワカメを1kg食べて水を飲む自殺ですが、これに関し、さまざまなメールをいただきました。

昔、貧乏だった友人が空腹を紛らわすために
家にあった麩をひたすら食べ続け、病院に運ばれたことがありました。
どうやら、胃の中で麩が膨張してしまったらしいのです。

これを聞いた時、乾物類の恐ろしさを思い知らされました。
台所に眠る主婦の味方は、使用法をひとつ間違うと、身を滅ぼしますよ!

ということで、今回提案されていたわかめも危険だと思いました。
(高野豆腐とか、最強だと思いませんか?)

織辺さん


貧乏なのに麩があるというのはまた、一点豪華主義な感じで非常にいいですね。関係ないですが、私もお金がなくなったときにクリープで生命をつないだことがあります。おなかの中がミルキーな感じになったくらいで特に問題ありませんでした。

高野豆腐で死ぬというのもいいですね。というか、高野豆腐をバリバリと食うのもいいですね。こっそり袖口などに忍ばせてですね。上司からの不当な扱いを受けたときにおもむろに袖からガバッと取り出して

「食べるぞ!いいのかー!?」

とね。そういう人と友達になりたいです。

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ワカメ自殺のアイデア拝見いたしましたが、私は、水に戻す前の干し椎茸を腹一杯食べると体中の水分が吸い取られ死んでしまうと聞いた事がありますよ。

娯楽荘さん


しいたけの知られざるパワーですね。あるある大辞典で紹介されそうです。
「しいたけの恐るべきパワー!死んで火葬で体重ゼロ!」

それにしてもあんなにやる気のない食べ物である椎茸がこんな情熱を秘めているとは思いませんでした。腹の中で巨大化しながらそのしわがれた顔を丸々と変化させ、グツグツとした笑いを浮かべているのでしょう。

にしても、水も飲まなくていいということは、非常に便利ですね。携帯自殺食として皆様にもおすすめしたいです。

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他にも乾物自殺についてご存知の方がいらっしゃいましたら、是非メールいただけると幸いです。