自分に向かう優しさ

プロが失敗しているのを見ると悲しくなる。悲しくなるから悲しくならないように心の中で勝手に励ましてしまう。

この前焼肉チェーン店の牛角に行ったら、炭を持ってくるお兄さんの手首に数箇所ひどいやけどがあった。

そのやけどのあと、名誉の勲章だよ。と思う。

さっきもテレビを見ていたらカニ漁船の漁師がカゴからこぼれたカニを拾おうとしたとき、誤ってカニの足を踏んだまま持ち上げてしまったのでブチッと足が一本だけ取れてしまった。

その足、せめておいしく食べてくれれば、と思う。


わかりにくくてすみません。

ぼんやりとサンドイッチマンと呼ばれる人のことを考えている。サンドイッチマンは前面と背中に広告をつけて歩く人のことであるが、この人たちの風貌と、看板に描かれたかわいらしいダックスフンドの絵とのあの素晴らしいマッチ感。あのミラクルは何なんだ。

ファンシーと因果、ファンシーと因果、と頭の中がグルグルする。アイボの中に人が入ってるとかそんな絵。


ひとつでも多く。

石坂みきというアイドルがいる。

2歳11ヶ月という年齢でデビューした彼女は至上最年少アイドルというキャッチコピーで売り出されるが、生来の無愛想さで全く人気が出なかった。

彼女はその4年後、「ちゃい夢」というユニットで再出発をする。こちらは平均年齢6.4歳の史上最年少ユニットだそうである。この変化は石坂みきが年をとって「最年少アイドル」という肩書きを守れなくなったからであることは想像に難くない。

そんな「ちゃい夢」であるが、結成からもう4年経ち、メンバーも10歳になった。私が絶望を感じるのはこういうときである。さすがに10歳未満のアイドルユニットは多く存在するのではないか。そして史上最年少ということをウリにしてきただけに、10歳でもう既にアイドルとしての未来がない。頭を抱えるマネージャーの気持ちを考えると、なんとも心が痛む。

ただ、確かにアイドルとしての未来は絶たれたが、ここで方向性の転換をすればまだまだ生き残れるかもしれない。今冬には15歳のプロ野球選手が誕生し、多くの話題をさらったことは記憶に新しい。このように様々な「最年少」の肩書きをつけていけば、まだまだ人気も保てるというものだ。

さすがにプロ野球選手になるというのは難しいだろうが、例えば史上最年少「パンツを50枚着用人間」、最年少「人間掃除機芸会得者(自分でも書いててどんなのか分かりませんが)」、最年少「ニューヨーク国際学士院より博士号取得」などなら、不可能ではないだろう。
年をとってそれらの肩書きをつけることが困難になったら史上最年少「史上最年少の肩書きを最も多く持った人間」として売っていけばいい。

だから老後のためにも、まずは急いで解散して、史上最年少「史上最年少ユニット解散」という肩書きを作っておくのがいいと思う。


突如として現れるエロス

道を歩いていたら、コンビニの窓から大開脚した女性の写真がみえた。

びっくりして目をこらすと、窓からは本棚の裏側がみえていて何冊ものエロス本の裏表紙が見えているのだった。

こんなハッとする下世話なエロスって何年ぶりだろうってぼんやりと考えた。こんな装置作ったら売れるだろうか。



模様とかどういう意味があるんでしょうね

先日土偶の話をしたが、縄文時代には他にも土偶と同じ程度出土するものがある。「石棒」である

こちらを見ていただけると一目瞭然なのであるが、男根を模した棒状の石をそう呼ぶ。なかなか立派で惚れ惚れとする形をしている。自分のものと比べると、なぜだか目から汗が出てくる。おかしいな。目から汗が出るなんて狂ってるよ。

で、この石棒は縄文時代を通して頻繁に出土するのだが、ある傾向があるのだそうだ。というのは、縄文時代前期、後期ではそれなりのサイズの石棒が出土してくるのだが、縄文時代中期だけ突如として2メートル程度の巨大な石棒が頻繁に出土するというのである。

とりあえず、「縄文時代中期だけ女性が巨大化した」という結論でよろしいか。

(ここで巨大な女性の骨盤に巨大な石棒をあてがって「大発見!」という顔をするハリソン・フォードの顔がアップになります。)


もういいです、と言われましても

さて、気を取り直して他のものをざっと

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ブロックです。ちなみに、説明書はあるのですがその通りにくみ上げると絶対完成しないという特殊な一品です。この写真も完成して見えますが、明らかにブロックが余っているし、あとプロペラ部分がどうしてもくっつきません。だから、そう見えるように乗せております。まあ、そういうわけで、

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バラして入れました。


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よく分からない生き物のキーホルダーです。

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背中に、さらに理解しがたいリュックのようなものを担いでいます。チャックがあって開くようになってるのはいいのですが、どう考えても肩紐が逆に飛び出しているような気がします。



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嘘発見機能付き腕時計です。いや、本当に。上部の金属部分に指を置いてスタートボタンを押すとその人が今言ったことが本当かどうかを判断してくれるという夢のような一品です。確か、800円で買いました。これいいですよねえ。



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正麩のりとハケです。実用的な品ではありますが、ハケは「ペニス用」としております。プレゼントにはこの糊とハケの使用方法を書いた手紙も添えました。

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このプレゼントを贈った清水さんがノリとハケを使用してくださったようなので、是非ご覧くださいませ。こちらへどうぞ。


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というわけで、長々とお送りしてきましたプレゼント企画ですが、以上で終了でございます。手抜きしやがって、と言わず、明日(か、今晩遅く)より通常の更新をしますので、お許しくださいませ。それでは人身バイバーイ。


贈り物をして悪いことをした気になるのはいつものことだ

そろそろ皆様に100万ヒットプレゼントが届いたと思いますので、どのようなものをご送付したか、少し紹介をさせていただきたいと思います。どれが大当たりかハズレか、というのは皆様想像してくださいませ。

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アルミ製熊手です。四合瓶くらいの高さがあるでしょうか。キラキラしたたたずまいがコレクター心をくすぐる一品です。

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プレートと文字シールです。4文字用意したので自由に並べて使っていただきたいな、と思いました。4P4で24通りの順列がございますので長く遊べる一品です。


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寿司サンプルです。オブジェとして机の上などに置いてみるのも一興です。プレゼントの値段を言うのもアレですが、1個700円もします。ちなみにこちらの寿司ネタひとつひとつをテーマに1句読んだものを手紙にして添えました。


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内田恭子を描いてみました。


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なんていうか、申し訳ないんですが、サンプルは中トロじゃなくて大トロでした。

以下はコメントは無しでご容赦ください。

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残りはまた明日。


プレゼント

先日お送りしたプレゼントがだんだん届いてきているようです。皆様受け取ってくださいましてありがとうございました。

ホーミングページングの橋爪さんが当方のプレゼントの有効な活用方法を提案してくださいましたので、是非見てくださいませ。

こちら


お前自転車運転するの下手だなって言われたときのあの釈然としない気持ち

ジンギスカンを食べてきました。

今日行ったのは東京でも有数のうまいジンギスカンを食わせる店といううわさの、新宿「北牧場」というお店です。

以前北海道で食べたときも思ったのですが、ジンギスカンほど人間の肉への欲望を駆り立てる食べ物はないのではないでしょうか。ビールが一向に減りません。焼肉では考えられない量の肉が自分の胃に収まっていきます。羊のあの匂いのせいで高揚感とともに、牧歌的な口笛を吹きたいような気持ちになるのです。ああ、なんて食べ物だ。

大量の羊肉とモヤシを食べ終え、ごはんにタレをかけて残った羊肉を2~3個乗せて茶漬けにして全てすすり終えてから、まだビールが残っていることに気付きました。向かいの席では2歳程度の幼児が口から羊肉をビロンとたらしながら椅子の上に乗って腰を揺り動かしています。テーブルの向こうではテニス帰りと思しき初老の男性がラケットを握り締めながら無心に肉を口に放り込んでいます。

私は満腹の腹を抱えながら一言、「北海道すげえ」とつぶやくしかなかったのです。


mixiとかもさあ

尾篭な話を引っ張って申し訳ないが、昨日の記事に関してフィストファックというのは合法ドラッグの名前なのでは?というメールをいただいた。(「合法ドラッグ フィストファック」で検索しても前記のようなページしか出てこないので確認はできなかったのですが。)

なるほど。健全な生活を送っているから合法ドラッグなんて全然知らなかった。ということは今までに路上でフィストファックをきめた青年や女性に何人もすれ違ってるんだろうなあ。フィストファックは相当きくよ!とかいう会話もなされているのだろうなあ。

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あることを知らないことによって「自分は健全だなあ」と思うっていう経験はよくある。そして、内部では当然のように使われている言葉などでも、外部から突然それに触れると非常に滑稽である。こういう出会いは大好きだ。

例えばフレンドパークⅡでよく使われる言葉である「チャンスパック」もそうだ。「お~っと!チャンスパック!」とアナウンサーはさも当然のように言うが、外野としては何のことやらである。このはてなはてなとなりながらも相手が滑稽に見える瞬間はちょっと癖になる。どんな有名なアイドルでもなんでもフレンドパークⅡに出ると「チャンスパック」という言葉の支配下に置かれるのだ。この情けなさ。

それから、2年前くらいにアクセス解析でとあるインターネット掲示板からのリンクがあったのでいってみると、

「アイドルの食べたうんちの素掲示板」

というタイトルの画像掲示板だった。すわ。アイドル盗撮掲示板か。これはやばいところに来たなあと思いながら、興味津々で見てみると、どうも画像はアイドルがごはんを食べるシーンばかりである。釈然としない気持ちで文章を読んでみると

「このエビフライ、○○ちゃんのうんちとなるんですね・・・うらやましい」
「手に持ってる具がぎっしり詰まったコロッケを見せる○○ちゃん!私のうんちになる素をよく見てねって言ってるみたいですね!」

とのこと。ハー、なるほど。

これからもこういう人たちのことを一定の距離を保ちつつ、しっかりと見つめていたい。まあ、私も常識人みたいなこと言ってますが実はチョチョマルゲでございますよ。


お見苦しくて本当に申し訳ありません

先日、当サイトになんとなく「今夜はフィストファック」と書いた(今は既に消している)。

翌日、アクセス解析を見てみると「フィストファック」という検索ワードで結構な人数が来ていた。どういうことかと思ったら、「フィストファック」をyahooで検索すると当サイトが10番目くらいに出てくるからであった。

よく考えてみれば、当サイトに置かせてもらっているフェラ語変換スクリプトはGoogleで「フェラ」で検索すれば第2位であるし、一言「フィストファック」と書いただけでyahooで10番目である。SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化法)も簡単なものだな、と少し鼻高々な気持ちになった。

しかし、「フィストファック」で検索して2番目に出てくるサイトを見てその自信が揺らいだ。(素性がよく分からないサイトなのでリンクはしませんが。気になる人はyahooで検索してみてくださいまし)

そのサイトのタイトルはこういう。

「フィストファック,ピンクサロンの個人輸入は!
信頼と実績のザ・フィストファック,ピンクサロン!!」


最初から意味がわからない。フィストファックの個人輸入って一体なんだ。なんだ。手を突っ込まれた女性が我が家に届くのか。ピンクサロンも輸入できるものなのか。

その他、「旅先でもフィストファック,ピンクサロンの個人輸入さえあれば大丈夫」「健康に欠かせないフィストファック,ピンクサロンの個人輸入」など非常に素晴らしいフレーズが続く。

さらに読み進めるとここが何をしているサイトなのかの説明がある。


この「フィストファック,ピンクサロンの個人輸入」コンテンツは、フィストファック,ピンクサロンの個人輸入に関する情報を発信しています。「フィストファック,ピンクサロンの個人輸入」に関心がない人、「フィストファック,ピンクサロンの個人輸入」を初めて知った方にも理解しやすいよう解説されています。また、フィストファック,ピンクサロンの個人輸入とはいえ、一般的なものは扱っておりません。また、フィストファック,ピンクサロンの個人輸入とはいえ、違法なものは一切扱っておりません。純粋にフィストファック,ピンクサロンの個人輸入が欲しい方には有益な情報ですが、いい加減な動機でフィストファック,ピンクサロンの個人輸入関係物品の購入・乱用されないで下さい。


フィストファック言い過ぎ。

この後も、「フィストファック」という語はたくさん出てくる。しかし、ここまで徹底しても「フィストファック」で1位をとることはできないのだ。なんで金出してSEO対策なんてくだらないことをやっているんだ?と思っていたが、なるほど、こういうことを学んでいるのか。

お金出して学習でもしなければ、あんなに大量のフィストファックなんて言葉、狂気じみすぎて普通は書けません。

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さて、こんな話をした後で申し訳ありませんが、本日100万ヒットプレゼント発送いたしました。大幅に遅れて申し訳ありません。開けたとたんにがっかりするよう頑張りました。明日以降届くはずですのでよろしくお願いいたします。

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ちなみに、「フィストファックのページはテンプレートがあって単語を変えてるだけですよ」というメールはご遠慮ください。大真面目にやっていると考えたら楽しいじゃないですか。


今日の鈴木

キャッチャーを勃たせたまま120球。


研究者の仮説

考古学研究者の友人がいるので、彼と酒を飲むと様々なことを教えてくれる。これがまたいちいち興味深くて、話している彼自身も楽しそうでなんだかうれしくなってしまうのである。自分自身、心理学にあまり乗り切れずに大学院に行っていたので、なおさらうらやましくなるのだ。

先日話題に出た中で一番興味深かったのは、土偶というものは、あれだけポピュラーであるにも拘らず、「どうして作られたのか」「何のために使われていたのか」ということが分かっていない、ということである。

なんとも想像をそそられる話だ。もちろん呪術的な理由で使われていた説、飾り説など様々な説は出されているがどれも決定的なものではないらしい。これはまた意外なところにポッカリと穴が空いているものだ。

その話を聞いた私はなんだかたまらなくなって、彼に土偶のことを色々聞いてみた。その結果をまとめると、土偶とはこんなものらしい。


・女性像(デフォルメされているもの)が圧倒的に多い。
・ちなみにその女性像は、乳は小さく尻が非常に大きい
・形が完全な状態で出てくるものはほとんどなく、割れたか捨てられた状態である。

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参考:最も有名な遮光器土偶


フーム。確かにこれから判断するのはむずかしいかもしれない。
しかし、私もこういうバカサイトをやっているので意地がある。ここは一つ仮説を作って全世界に向けて提案してみよう。

~仮説~

縄文中期、現在でいう東北地方にある小さな集落。うららかな春の午後だった。

「こんな日は何をする気も起きないよ・・・(縄文人の方は縄文時代の言葉に置き換えてお読みください)」

そう思いながら14歳の少年、ポケシは竪穴式住居の中で横になっていた。

外はいい天気だ。ポケシはいつの間にか自分の元まで差し込んできた春の陽光を恨めしげに眺め、体をよじらせ陽のあたらないところに移動する。外から聞こえる同級生たちの楽しげに遊ぶ声が彼の心をさらに暗くする。

「やだっぺよー!」

ああ、あの声は隣のポメ子だ。そういえばあいつもここ1年で女らしい体つきになった。春の薄着に芽吹く胸ポッチ。麻の布を押し出す大きな桃。ポケシは下半身がうずくのを感じた。

少し苦い顔をしながらベッドの下に隠しておいた大きな像を取り出す。友人に作ってもらった、ポメ子をイメージした土偶だ。

「ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・・」

外とは対照的に静かな住居内に彼の荒い息遣いと規則正しい摩擦音が聞こえる。ポケシは土偶を見つめながら陰茎をいじめたおした。

「ポッ・・・・ポメ子はぁ~ん!」

彼がジャンプをしながら絶頂に達すると同時に、突如部屋が明るくなった。戸の当たりに非常に恰幅のよい体型の女性の影。

「あんた!なにしよんね!」

ポケシの顔が恐怖に凍りつく。ポケシの母だった。ずかずかと奥に入ってくるとポケシを一瞥して土偶を取り上げる。

「またこんなエロいものをもろうてからに!こんなもんはこうじゃ!」

バリーン、激しい音とともにポメ子像はその形を失った。

「そんなご無体な~」



~仮説終わり~


僕は研究者にはなれない。


ただの誤字指摘です。

凶悪な殺人事件などが起こると犯罪者の人権云々がやたら議論されて結局何の答えも出てきませんが。

松ヶ谷三丁目では実にほのぼのとした取り組みがなされていることを発見しました。

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例えば、ここの人は痴漢を発見すると、ササッっとメモを取り出して

「被害を受けた女性も美しいが、痴漢の流し目が実にセクシーだった」

と書き込むわけです。


あるいは殺人事件を目撃した人は、ポケットからスッと携帯を出してメモ機能を利用して

「辻斬りみたいでかっこよかった。」

万引き犯は
「でも、普段はいい人そう。」


と書くわけです。犯罪者のいいところを書き出して記録にとどめる。地域の助け合いはこのような博愛的努力によって成立しているのかもしれない。


お知らせとお詫び

すみません、100万ヒットプレゼントが、金銭的な問題でものすごく遅れてしまいました。(つまり、自分の生活で精一杯で送料を確保できなかったということです)ようやくブツがそろいましたので明日・・・か、あさってには何とか出したいと思います。お待たせいたしました。是非がっかりしてくださいませ。


ブレイクスルー

後白河上皇。
源氏と平氏を手玉にとり操った張本人であり、また義経を謀って頼朝と対立させたりと稀代の智謀を持った天皇であった。

そのような卓越した智謀と同時に彼は「今様」狂いでも有名だった。今様はその字の通り「現代風」という意味で、遊女を中心に流行した庶民の文化である。彼はその波乱にとんだ人生の中、今様の集大成というべき「梁塵秘抄」を編纂した。

皇族である人間が、実際にその文化の只中に入り込み遊び、時の遊女らによる庶民の流行歌を集めるというこの行為は非常に驚くべきことである。

現代で言えば、秋篠宮がZEEBRAやらSOUL'D OUTやらmcA.Tやらを率いてヒップホップのアルバムを作るようなものである。秋篠宮もボンバヘと言うのである。梁塵秘抄の中でも有名な

遊びをせんとや生まれけむ
戯(たわぶ)れせんとや生まれけむ
遊ぶ子供の声きけば
わが身さへこそゆるがるれ


という句があるがこれも現代風に言えば秋篠宮がこう歌うのだ。

そいつはHIPHOP生まれHIPHOP育ち
ふたつのターンテーブル回して世を穿ち
滞りなく放つライム心打ち
そいつの声聞きゃ梁塵スタイル
俺の体は粉塵散らして揺り動いてる


とまあ、こんな感じであろう。冗談でもなんでもなく実際そんなことをやってのけたのだ。後白河上皇という人は。

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もしも現代にいたなら熱狂的な関心を持って受け入れられるのではないか。でもそんな人いないよな、と憧れとともに少し残念な気持ちでコーヒーをすする。と、あるやんごとない顔が思い浮かんだ。

ああ!のりちゃんがいるじゃないか!

彼女の漫画アニメ好きはつとに有名であり、侍中に命じて同人誌を購入するほどだとまことしやかにささやかれている。彼女こそ我々庶民と皇族との壁を壊す御仁なのではないか。

だからここは一つ、のりちゃんには我々の目に届くところに同人誌などを作っていただきたい。このような日本が誇る同人文化と皇族文化の交流は更なる天皇家の発展に寄与するはずである。

手始めに、のりちゃんはてじなーにゃてじなーにゃとうるさい山上兄弟のやおい本を作って配布していただきたい。世の少年好きの女性たちを歓喜させると同時に、恥ずかしがった山上兄弟はテレビにも出てくることができなくなる。

のりちゃんは庶民の文化と交流をしただけでなく、目障りなガキをうまく亡き者にするということにより私のような人間からの尊敬を集め、権謀術数に長けた皇族として後世に名をのこすんじゃないか。そう思うのである。

そんな今までからのイメージから変貌した皇族を見て民衆は思うだろう。

てじなーにゃと。


ほのぼの日記

広島に住んでいる父が会社の会議で東京にやってきた。

1日半の会議で、2日目は朝のうちに終わるというので、一緒に昼飯を食べることになった。渋谷にいい寿司屋があるという情報を手にいれ、そこで会食(そんな大仰なものじゃないけど)をすることに。正月にも会ったし、久しぶりというわけではないが話題は尽きることはない。実家ではよく雪が降った。犬は元気だ。そんな話をしながらたらふく寿司を食べさせてもらった。

店を出るとまだ昼間の2時。父の乗る飛行機は5時半発なのでまだ少し時間はある。お互い特に何か見たいものもないし、腹いっぱいで苦しいので休憩できるところを探すことになった。

しかしさすがに渋谷。人まみれのカフェだらけで落ち着いた喫茶店なんて見つからない。10分くらいウロウロと歩き回っていろいろな選択肢を潰す。考えあぐねたところで父親が何かを思いついたらしく、ポンと手を打った。

「そうじゃ。ホテル行くか。」

多少お調子者ではあるけど、そういう冗談を言う人間ではない父の口から出た言葉に私は絶句。父の息子が息子の私の!などという想像がグルグルと頭を回る。心拍数がドッと上がる。円山町はすぐそこだ。

なんだこれは。俺は試されているのか。言ってみるか。イチかバチか「いいね」と言ってみるか。それとも、「何言ってんだよ。父さん」か。逡巡している私をよそに父は言葉を重ねた。

「ホテルの喫茶店はすいとるけえのう。」

そういうわけで、ホテルで楽しんできました。


いい訳

昨日のはベストセラー「ダーリンは外国人」にかかっております。私もこのネタを鈴木からメールでもらって1ヶ月気付きませんでした。

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あと、トンコツの話は1日間載せるか載せないか迷いました。信じてくださる方がいらっしゃると幸いです。ネタじゃないから!


今日の鈴木

ダーウィンは外国人


誰か信じてください

昨日は池袋で飲んでいたはずなのですが、今朝起きると枕元にトンコツが置いてありました。



見栄

東京電力の料金収受員が来た。そういえば3ヶ月払ってなかった。

「電気代を3か月分はらっていないので全部払っていただけないと今すぐ電気を止めます」

と高圧的に言われる。背後にはすでに脚立を用意して電気を止める気満々である。なんとなくムッときたが、ここで電気を止められると生活ができないので仕方なく財布を捜す。頼りない厚みの財布の中には1000円のみ。

「すみません。お金おろさないとないです。」

「今払ってもらわないと、電気止めます。」

「じゃあ、ちょっと待ってていただけますか」

「5分だけこちらで待ちます。」

さらに高圧的になってくる収受員の態度。これは俺を金がないヤツと見下しているに違いない(金がないのは実際そうなんだけども)。こんなヤツになめられてたまるか!

収受員に見送られ郵便局までテクテクと歩く間、見返す手段をいろいろ考える。帰ってくるときにラメ入りの衣装とかになっていたらどうだろう。いや、亀に乗って帰ってくるのはどうだ。無理だ。どうする?どうする?


結局、お金をおろした帰りにコンビニで肉まんを買って、これ見よがしに食べながら払った。買い食いをする余裕くらいあるんだよ!というアピールであるが、もちろんそれが金のない私の昼飯だったのは言うまでもない。


叔父が「チョンは嫌いじゃけどユンソナはかわいいのう」って言ってました。

マッハ文朱



なんとなくマッハ文朱のことを調べていたら、いろんな著作を書いていることがわかりました。やはりマッハ文朱だけに頭にマッハとつく著作が多いようです。

『マッハ流痴漢ゲキタイ法―女のコの護身術』

これは強そうです。女のコというのが幾分気にかかりますが、元プロレスラーですし参考になりそうです。すごい動きで金的などをするのでしょう。


『マッハのバナナビクス』

ここらへんはちょっと微妙な感じがします。バナナビクスというのも想像をいろいろ膨らませてくれます。なんでしょう。皮を高速でどうにかするんでしょうね。


『マッハのハトムギ美人になろうよ―やせる+美肌』

とてもすばしこい美人なのでしょうね。そんな美人はいやです。夜、人気のない道で車を運転しているとき、ふと気配を感じて窓の外を見るとマッハのハトムギ美人が走っています。


『マッハ式座弾&ダイエット―これはやせる!』

座禅したまま音速で高層ビル街をぬって飛ぶ姿が思い浮かびます。こんな感じですね。

zazen.gif

これは痩せる。



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