世の中には大きいのか小さいのかよく分からないものがある。
昔よく通っていたラーメン屋は、「麺類を頼むと半ライス無料」というサービスをやっていたが、この店は半ライスの量を「大盛・普通・小盛」から選ぶこ…
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私は職場ではほぼ100%一人で食事をとっています! 自分なりのペースで食べれるし、その間、好きに時間を使えます。食べることに集中するもよし、…
元グラビアアイドルの中條かな子さん(現 緒方かな子)は、広島では広島カープの緒方孝市選手の妻として有名だ。広島ではめずらしい有名人の美男美女…
東京の大井町の駅から出てすぐのところに東小路という見事な路地がある。個人的には「東京野垂れ死にたい路地裏ベスト3」の中に入るんだが、その端に元肉屋、現立ち飲み屋(角打ちに近い)「肉のまえかわ」はある。
ここは、毎日16時くらいからオープンしてすぐにイイ顔をしたおじさまたちで一杯になる。明るいうちから赤ら顔で飲みながらパチンコがどうしただの、今日の仕事はつらかっただの言っている紳士の憩いの場である。
その人気の理由の最も大きなものは安さだろう。例えば、以下の写真のメニューは「サラダ」100円、「メンチ」120円、缶ビール290円、しめて510円である。小腹と酒欲を満たすのにこれ以上ない設定ではないか。メンチは揚げ置きだが、衣が大変サクサクとしていておいしい。サラダも100円としては十分なボリュームだ。
ドリンクと食事はこのような感じだ。
なお、初めての人はちょっと戸惑うかもしれないが、店のシステムとしてはシンプルだ。参考までに簡単に紹介すると、
となる。
それにしても、薄利多売とはいってもこんなに安くてやっていけるのだろうか?私はふと疑問に思い、メンチカツの油を舌なめずりしてふき取りながら店を注意深く観察した。すると、ふむふむなるほど、この店に徹底して貫かれたプロフェッショナルな「コスト意識」があることに気付いた。
そう。どんなに安くていい店でも、どんなにそれが愛されていても利益が出ないと潰れてしまう。その点、この店は安さを実現しつつも、その徹底したコスト意識によって健全な経営を行うことでしっかりとこの街に根付き、多くの人を楽しませてきたのだ。
以下に、私を唸らせたこの「肉のまえかわ」のコスト意識の一端を紹介させていただく。
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