DSC00935   夏になりますね。

大黒摩季が、「夏が来っる~、きっと夏が来っる~」と歌ったのはかれこれ20年近く前になりますが、あれから皆さんにも夏が来ましたでしょうか?まあ、たぶん20回くらい夏が来ているのではないかと思います。

さて、夏が近くなると八百屋には青唐辛子が並んできますね。でも、これをいまいち何に使っていいか分からない、レシピを探しても何だかそそらない・・・という方も多いかと思います。

本日は、そういう方にオススメの、青唐辛子と香菜(xiāngcài:シャンツァイ)=パクチーを使った料理をご紹介したいと思います。夏の野菜が発する強烈な辛さと香りをそのまんま殺さず食べるワイルドな、まさに「夏地獄」とも呼べる料理でございます。私は神田にある「味坊」という中華料理屋さんでこの料理を食べてその旨さに衝撃を受けました。料理の名称は「老虎菜」といいます。

ちなみにこれは中華料理ですから、以下「パクチー」と呼ばず、敬意をもって中国語の「香菜」と呼ばせて頂きますよ。

巷ではなんかトッピングとしての役割ばっかり負わされている香菜、しっかり調理の対象になります!是非料理してやってください!

ではどうぞ。

用意するもの(1人分)

  • 青唐辛子 1本~2本
  • きゅうり 1本
  • 香菜 2株程度
  • 白ネギ(白い部分を5cm程度)
  • ごま油 (小さじ半分~1杯)
  • 塩 (1つまみ)
  • 化学調味料(1ふり~2ふり)

1.青唐辛子をサッと洗い、ヘタを切ってから、縦に切れ込みを入れて中の種をとる。
※種を取った手で目をこすると確実に泣けるので、泣きたい人にオススメ!

2.青唐辛子を斜めになるべく細く切る

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あんまり細くないけど気にしないで。
3.白ネギをやはり斜めになるべく細く切って水にさらしておく

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ネギはあくまで脇役なのでエグみをとってシャクシャク感を強調します。ネギ好きな人は水にさらさずにそのまんま食べてもいいけどね。
5.香菜をざーっと水で洗ってからそれなりの大きさに切る

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香菜はなるべく新鮮でパキッとしたやつを使ってください。
6.きゅうりを縦長に切る
きゅうり1本分を細めに、縦長に切ってください。大体1本分くらい入れていますが、好みでどうぞ。

7.材料をしっかり水きりしてください。
サラダスピナーがあるといいですが、ないならキッチンペーパーなどでしっかり拭きとって。これを怠るとベチャっとして美味しくないんです。

8.切った材料をボールに入れて、ごま油小さじ2分の1、塩ひとつまみ、化学調味料1ふり程度を加えてざっと混ぜてください。


調味料の量は参考なので、味見しながら塩気を好みのレベルに調整してください。ごま油も足していいですが、多すぎるとベタついてせっかくの風味が損なわれますので程々に。

9.盛りつけて完成!

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ポイント

  • 化学調味料に抵抗がある方もいるかと思いますが、この料理に限ってはその信条は捨ててください。無いと「老虎菜」の味にならないです。
  • 作って時間が経つと塩で香菜がしんなりしてきてしまいます。そうなると美味しさは半減。ぜひ食べる直前に作ってください。
  • ひとまずこの基本の味を覚えたら、生姜の千切りを加えたり、レモンを加えたりしても良いと思います。

まとめ

所要時間は約5分。香菜の強烈な香りとほんのりとした苦さ、青唐辛子の容赦無い辛さ、ネギのシャキシャキ。それを仲良くまとめるごま油の風味。前菜として、ビールを流しこむお供に最高です。さあさあ、八百屋にパキッとした青唐辛子があるうちにこいつを作って食べてヒーヒー言いましょう!

 

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