3歳の息子によると、家族旅行は「ホテルが楽しかった」らしい

3月に伊東、三島、沼津に1泊2日で家族旅行に行った。当時3歳の息子にとっては物心ついてから初めての旅行だったかもしれない。

完全な思いつきだったので宿が全然とれなかったが、妻が色々探してくれた結果、沼津駅前のビジネスホテルを朝食付でなんとか予約できた。宿はギリギリだったぶん、行くところは一生懸命考えた。伊東の東海館など温泉地観光、三島のクレマチスの丘、ビュフェ美術館(こどもが死ぬほど遊べる)、沼津みなと新鮮館(美味しい魚と素敵なテーマソングがある)。それぞれの場所はとても素晴らしく、写真に残った息子や家族の顔もはじけていて、強く印象に残るものだった。

で、それから数ヶ月たったんだが、息子がポツリと「旅行楽しかったねえ」と言ってきた。嬉しくなって、「どこが一番楽しかった?」と聞いたら、

「ホテルが楽しかった」

んだそうだ。

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ああ、それはよく分かるわ。

ホテルは思ったよりとても綺麗で居心地もよかったけど、大きな特徴はなかった。食事も外でとったし、泊まって朝ごはんを食べただけ。でも、そういった特別ではないけど「別の場所」にみんなで泊まるという、旅の共犯関係みたいなものにすごくワクワクさせられる、という感覚というのは、そうそう。昔あったわ。今でもあるな。

自分とかも子供のころはよく親に旅行に連れて行かれたが、どこそこに遊びに行った、とかそういうことより、鄙びた宿の知らない布団で眠るだとか、食堂でおいしくないうどんを食ったとか。寝るとか食べる、とか日常の行為を、ほどほどに非日常的なシチュエーションで体験すること自体がものすごく刺激的だった。なんというか、ときめきに近い。(もちろん、ちゃんと昼間に旅行で色々なことをした上での、ホテルの「楽しかった」なんだろうけど)

ああ、息子、よくぞ思い起こさせてくれた。次もそんなに特徴のない(すみません・・・)宿に泊まって、共犯関係を強化しよう!

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でも、よくよく考えるとそのホテルに泊まる前、純粋な観光目的で伊東のハトヤに行ったのだった。彼の言う「楽しかった」はそっちのことだったかもしれない。ハトヤはいろんなものが特徴ありすぎて笑ってしまうくらいだった。

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それはそれで、そういう特徴ある旅も。

 


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