「ささの葉」はおそらく吉祥寺で一番おいしい店だ

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西荻窪に4年間住んでいたので、吉祥寺を含む飲食店にある程度通ってきたのですが、この「ささの葉」というところは他の店にはない風格と特異性と愛嬌にあふれる、とても楽しい店です。

年間数百軒の飲食店で飲食と散財を繰り返す某氏に紹介いただき、数年前よりしばしば通うようになりました。その方によれば、この店は「15年吉祥寺で飲み歩いている中で、最もうまい店」で、その言葉に異論はないなあ、と思います。

場所はハモニカ横丁のどん詰まり。駅から歩いて3分くらいでしょうか。場所は詳しく書かないので、是非探検を楽しんでください。
カウンター8席くらいと、この下の写真でおっさんが座っているテーブルだけという狭い店です。扉はなく、ふきっさらしです。正直、近くを通りがかっても入る度胸は出ないタイプの店です。

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別の日のささの葉

この日は19時オープンに合わせて店に行きました。マスターは奥にどうぞと勧めてくれますが、いったん奥に入ってしまうとお手洗いに出るためには店にいる皆様にご退場願わなくてはいけないくらい狭いので、いささかトイレ頻度の高い私の要望で表のテーブルで乾杯です。

ちなみに、7時も10分くらい過ぎるとこのカウンターは一杯になっていました。1人客、2人客が多いですね。

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ちょっと写真を拝借して店内

ビールはエビスだけです。ワイングラスで飲みます。

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この店、メニューは全くありません。カウンターに乗っているものを「これは何?」「これください」とコミュニケーションしながら注文していくスタイルです。

さっそくカウンターにある保冷ケースから刺盛りを2皿選んで注文。値段は不明です。たぶん1000円~2000円の間ではないかと思いますが、この後の状況を見ればそういった勘定は全く意味のないものになることが分かっていただけると思います。

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本日の内容は、マグロ脳天、赤貝、アワビ、そしてはまぐりの刺身(!)。

写真ではよくわからないかもしれませんが、一般のお店の3~4人前くらいの刺盛りに相当する量がみっちりつめ込まれています。盛り付け、という概念はあまりありません。刺身を食べる醤油は東と西を選ぶことができます。「西」は九州の醤油ですのでべらぼうに甘いです。一般的な方は「東」を選択されるのが良いかと思います。

今回の刺盛りではまぐりの刺身というものを初めて食べました。ちょっとびっくりするくらい美味しかったです。言ってみればあれです。はまぐり味満載のじゅるっとした物体でした。はまぐりなので当たり前ですが、まあ、なんというか、そういうことです。

次にマスターから「アナゴあるよ」との宣言が出たので、白焼きを注文。焼きたててジクジクと脂が跳ねる白焼きがやってきました。一緒に来た友人の顔にかざしました。値段は不明です。マスターは状況に応じて人数分盛ってくれます。きりっと塩が効いて脂がしっとりと乗っていてたまりません。

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そうこうしていると、今度はさといもに筋子がかかったやつが出て来ました。値段は不明です。これは同行者オススメだったのですが、正直こんなの食べたことないので戸惑いました。食べてみると、さといものじゅるっとしている加減が筋子の塩気を引き立てる、大変計算された食べものでした。圧巻です。

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正直もうちょっとちゃんと写真を撮りたかったけど一瞬で無くなった

食もひと段落したところで、ビールをひたすら飲んでいたらししゃもが出てきました。値段は(略)。誰も頼んでいませんが酒のつまみにちょうどいいです。

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お酒メニューもありませんが、ビール、日本酒、棚にかざってある焼酎、紹興酒などがあります。たぶんチューハイとかはないです。ビールはたぶん、注文した本数はお店で全くカウントしてないのではと推測しています。最後に分かります。

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これはサービスで出てきた、モツをどうにかしたやつにトマトを添えたやつ(仮称)です。値段(略)。これもやはり考えられています。炒めた味の濃いものとトマトの組み合わせは大変よいものです。なんというか、随所に店主のセンスとオリジナリティを感じます。
オリジナリティもエッと驚くような押し付けがましいものではなく、店主が必然性を持って選択したもので、食べる側は「ああ、納得」というものが多いです。

ビールはたぶん20本くらい飲んで、私は焼酎の三岳を4杯飲んでお会計で5名で20,000円でした。
これ、かなり安いと思います。

まあ、正直初見でこの店に入れる人がいたら本当に尊敬するくらい入るハードルは高いお店ですが、入ってみたらまあありましたよ、桃源郷。という感じのお店でございます。


ささの葉のビールはエビスだけです。


ささの葉でイチオシの日本酒です。

 

 

 

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さて、ここでお店のレポートは終了して、この店を紹介してくれた吉祥寺で年間数百軒を飲み歩いているポックリボーイ氏のズボンを紹介します。

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尻の部分に口があり、チャックになっていて開けることができます。聞くと「今年はこれで行く」と言います。「今年はこれで行く」。重い言葉です。

どうやってこんなズボンを探すのか?どこに売っているのか?と彼に聞いたところ、

「Googleで「ズボン 派手」で検索するんすよ!」

とのことでした。

正直私は目からうろこです。普通の人間は「ズボン 派手」とは検索しない。だからこのズボンの存在を知らない。ちなみに冬のコートも「コート 派手」で検索したものを購入したそうです。以下がその写真です。雷コーディネートですね。正直なところ、彼のこういうところは心から尊敬しています。

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ついでに、上記記事でアナゴをかざされた友人は地獄のミサワという名前で、「外人にマウスカーソルを当てると痰を吐く」ページが大ヒットして赤塚賞を受賞した気鋭のホームページ職人です。今やきゃりーぱみゅぱみゅさんと対談するなど大変有名になり、世界を飛び回っています。近年は結婚してイスタンブールで執筆活動をしているとか。私はもう10年以上前にホームページつながりで彼と知り合い、面白さとは何かについて夜通し話し合った仲です。

私はきゃりーぱみゅぱみゅさんのことが好きなので、ひととおり彼女の事を聞きました。初めて会った印象はどうでしたか、かわいかったですか、スリーサイズは何でしたか、など。ミサワは丁寧に1つ1つ答えてくれました。

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なお、誤解される方もいるかもしれませんのでちゃんとお伝えしておくと、彼はそういうことを言う人間ではありません。上記キャプションは私の創作ですし、基本的にここに書いた彼の情報はだいたい嘘です。

以上、よろしくお願い致します。

 

 


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