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押上のまるいのレバ刺しは牛のそれにそのままかぶりついているような感じだった。

たまには行ってきた店のはなしをするのもいいんではないかと思う。

ポックリボーイペモグローリアコウイチ・ヤングと押上にある「まるい」っていう店に行ってきました。


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ここからは食欲をなくすためにアイホンのトイカメラアプリで撮った写真が出てくるので気をつけるのがいい。

こちらはもつ焼き界では知らぬ人はいない名店なのだとか。ここのレバ刺しを食べるとレバ刺し感が変わるとか、ローストビーフが超うまい、なんて事前情報を得てから入りました。



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店は本当に民家でした。2F建て、元は3Kくらいの間取りを無理やり店にした感じです。我々は2Fに通されましたが、3卓14人くらいしか入れなさそうな感じ。まあ、写真からは分からないと思いますが。



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お通しにちくわぶ。1Fの階段脇にある鍋でグツグツ煮られている。ダシが聞いていて結構うまい。注文してから10分くらい、ちくわぶで大生をちびちびやっていたら、馬レバ刺しと牛レバ刺しが来た。



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厚い。



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奥が馬レバ刺しで、手前が牛レバ刺し。手前の方、厚すぎ。



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食べられるのか。けど生姜醤油でいただく。
まあ実際1cm以上はあろうかという厚さのレバ刺しは一口では全く食べられるはずもなく、がじっとかじる。かじりとる感じ。

臭みは少なくたいそうおいしいと思う。思うけど、なんていうんだろう、生きている牛から「どりゃあ」と肝臓をぬきとって、そのまんまグジっとかじってかじりとったかのような感じの生々しさを感じる。個人的にはある種ハードコア飯であった。



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左奥の押入れは「布団が入ってそうだね〜」とか言って開けてみたら本当に布団が入っていました。



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こちらは今回の大ヒット。牛ほほ肉ガーリック煮。たぶん、本当に醤油と酒とニンニクだけで煮たんだろうなという潔さが光る一品でした。柔らかくとろとろに煮込もうなんて邪な考えは全くなしに、薄目の味付けに容赦なくニンニクを入れることによって後付けの強烈な存在感を足したあの感じ。かっこいい。真似したい。



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チューハイの炭酸は信頼のブランド、アズマ炭酸がメインだったけど、何故かドリンクニッポンが1本だけ混ざっていた。いずれもキックの強めの私好みの炭酸。



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もつ煮込み。優しい味噌の味付け。



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なんこつホイル焼き。ちょっと酒がききすぎでした。



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最後、注文から2時間くらいたってローストビーフが。こちらは納得のおいしさ。あっという間に平らげました。


ということで、レバ刺しにはたじろいでしまいましたが、ほかの料理は基本的にやさしい味わい。特に牛ほほ肉のガーリック煮は大変おいしゅうございました。

帰りは特にどこでシめるということもなく、タクシーでおうちに帰りました。