<< 東京メトロ千代田線北千住駅より | main | 俺の塩狩峠 >>

やばいやばい

更新頻度低いですね。毎日更新していた頃が懐かしい。
とはいっても書きたいことも特にないんですが、自分の中のWebサイト像と乖離していっております。

それはそうと、今号の週刊ポストはいいですね。

coverpage.jpg

「金正日に寵愛された大女優が決死の脱北ヌード」

いいですねえ。こういう見出しを作れる人間になりたいし、俺も脱北ヌードしたい。

#

「俺!脱北ヌードする!」

「たかし!何言ってるの!」

パシッ。母の平手が飛んだ。それは、母が息子に対してあげた初めての手だった。

たかしはぢくりと痛む頬をさすりながら、これまでにないほどに厳しい顔をした母を睨みつけた。母は息子をぶったその手に残る確かな感触をぐっと握り込むことによって隠そうとする。お互いに震える体、そして気の遠くなるほどの長い時間が過ぎる。外に見えるクラーク像がその伸ばした指を雪にまみれさせる。

やがて居間の時計が夜の11時を告げる音を立てた。
母はそれまでの強張った表情をふっと緩め、そして搾り出すような弱い声でこう言った。

「せめて・・・、せめて、脱北初セクシーくらいにしなさい!」

「母さん・・・」

その数ヵ月後、週刊プレイボーイの巻頭に、上京したたかしの中途半端なミニスカート姿が載ることになる。