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書き終えたら全然三段オチとかにもなってなかった。

最近あまり文章を書いてないので、今日は壮大なコラムを書こうと思う。


chapter.1

最近クールビズが推進されている。職場にも多少その波はあるので最近シャツだけで通勤していたりするのだけど、このとき困るのが物を入れるところである。財布、携帯、名刺入れ、肉襦袢。ビジネスマンとしていつも肌身離さず持っていたいものはたくさんあるのに、入れるところが圧倒的に少なくなる。一体どうすればいいのだろう。

こうなれば逆の発想である。自分の体に穴を開ければいいのだ。ずーっと同じ体勢で寝て、床ずれを作ってからそこに入れようかな。

chapter.2

都内でも有数の乗客数を誇る路線の電車に乗っている。当然毎朝満員電車だ。身動きが全く取れない。本当につらい。そんな中で何も出来ないのは苦痛に過ぎるので絶対に文庫本を読んでいる。でも身動きが取れないからずっと小さい前ならえをした状態になりながら読むことも多い。

小さい前ならえ+本。文武両道とはこういうことを言うのだと思う。

chapter.3

私も例に漏れずipodを使っている。当初は、「盤上でくるくる指を回すとカーソルが動く」というタッチセンサーに戸惑ったが、1年以上使っている現在では、物凄い勢いで指をぐるぐるしている。(グルグルまわしていると、よくリモコンはないのか?と聞かれるが、誤って引きちぎってしまいましたのでありません。)

もちろん通勤電車の中で使うことが非常に多いのだが、最近上で書いた2つの要因が重なって困っている。身動きが取れなくて、さらに手近に物を入れるところもない。二重苦である。

ipodを入れていたスーツの内ポケットがなくなってから、色々試行錯誤した。カバンからコードを出すとプラプラとして邪魔だし、操作も出来ない。尻ポケット等からコードが出ているとお尻で何かを発電しているととられかねない。その末、仕方なく胸ポケットに入れることにした。コードも短くてすむし、小さい前ならえの状態になった手でも、胸ポケットに入れたまま服の上から操作すれば何とか音量調節なども出来る。現状では最善の選択であろうと思う。

というわけで、これを1ヶ月くらい続けていたのでありますが。(ああ、長い前置きでございますな)

最近気付いた。通勤時間の私をはたから見たら、「片手は小さい前ならえ、もう片手は乳首近辺を服の上からものすごい勢いでグルグルとまさぐっている男」になっているのである。ああ、どう見ても変態ではないか。この事実は強迫的に私の心を締め付け始めた。

せめて寝不足と満員電車のつらさで呆けた顔を、このときだけでもキリっとさせよう。そうすれば「満員電車乳首オナニー」をしているようには見えない。

だから、仕方ないのでしかめっ面をしながら乳首近辺をグルグルしているのだが、見た目は結局「快楽に耐えながらの満員電車乳首オナニー」になっているだけである。

もう諦めた。これからはまだまだ暑くなる。さらなるクールビズとして「快楽に耐えながらの満員電車全裸乳首オナニー」を敢然と決行しようと思う。