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宇多田ヒカルには目を疑ったよ。

先日読んだ本にこんな人が紹介されていた。

中華料理店でチャーハンを頼む。その口も渇かぬうちに続けてこう言う。

「ライス1つ。」

席に届いたいわゆるチャーハンライス。彼は丸々と盛られたチャーハンの上に白く輝くごはんを置く。軽くソースを一回り。レンゲでさくさくと混ぜるとチャーハン大盛りの出来上がりである。


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自分の欲望を満たすためならあまりなりふりかまわないタイプである。
貪欲である。あるいは欲望に弱い。
金がない。

こんな3つの特徴が全て備わると、人を上のような楽しい行動に陥らせてくれる。上記の例はハハハと笑って済ませたが、翻って私自身をみてみればそんな行動は当然のようにしていた。

ほぼ同じような例になるが、私はペットボトルのお茶が半分くらいになると水を足して、文字通り「水増し」している。お茶は薄めることによる味の劣化が比較的小さいので(そんなことはないと言うなら、水で薄めたコーラを考えてみればいい。)この方法は日常的に活用している。

これは中学時代の部活(まあ、1年でやめたのだけど)での癖がそのまま染み付いているためのものである。2リットルのペットボトルにお茶を凍らせてタオルで巻いてもって行く。保温性が高いので長時間その凍ったお茶は溶けない。飲むときはそこに水を入れてジャボジャボと振れば冷たいお茶の出来上がりである。氷が溶け切るまでこれを繰り返せば、少しの投資で大量の見返りがあるのだ。

先日友人の前でそれをやったら、「こいつは何をしでかすのだ」という目で見られたが、考えてみるといい。焼酎水割りだってカルピスだって水で割って飲むではないか。それと同じである。

こういう行動は奇異の目ではなく、頭を使って生活をする人を暖かく尊ぶ目で見ていただきたいものである。

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誰ですか。先ほどの3つの特徴に加えて、「言い訳がましい」という特徴を加えたほうがいいという人は。