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因果さん、江東区をゆく

昨日の感染症から食欲以外はなんとか復活したので、うららかな春の日差しのなか、現在私が住んでいる東京は江東区を自転車でうろついてみました。これからは東ですね。東京の東側が来ます。
(写真クリックで大体拡大します。)


■石材ふぁんの血を滾らせる



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この曲線。つるつる感。影のぼよんとした丸まで計算されつくしてできた石材でございます。なでてあげたい。


■運河感あふれる直角

江東区は運河が多く、水彩都市と自称しております。運河は江東区を縦横に駆け巡っておりますから下のように、なみなみと流れる川が直角に交わっていたりします。



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直角感がいいです。こんな直角に交わらされて同じ速度で律儀に流れていく運河にちょっとした愛おしさを感じたりします。


■ハシ
江東区の北側にある森下には、以前は山谷に次ぐようなドヤ街があったそうです。今でもその名残は少し残っていて、ハローワークの周りに10数軒以上の安めの宿が集中しています。

とはいってもその宿のほとんどは「ビジネスホテル」と名を変え、一泊4000円〜6000円程度の宿泊料をとっています。4000円でも1ヶ月泊まると12万円なのでどこのデザイナーズマンションだという感じです。どっちかというと高くないか。それ。ちなみに山谷は一泊2000円前後でした(全室カラーテレビつき)。

・ハローワーク周辺


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・ここでのどをうるおしていたのか


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・過去の形を残した宿、大江戸荘は満室でした。


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■POLICE



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見難くて申し訳ありませんが、児童公園のライドが白バイを模したものでした。しっかりと「POLICE」と入っており、他人事ながらちゃんと許可はとっているのだろうか、と不安になりました。


■愛せ、Y字路

これまで見た中でもかなりハイレベルのY字路を2つ発見しました。

・骨太Y字路


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どこがハイレベルかご説明します。
・分かれた道路が太い。
・Yの股のあたりが平坦となっており、骨太な印象を与える。
・しかも股部分の看板の社名が「TOGUN」とやっぱり男くさい。
・縦横にめぐらされた電線がそのY字を立体に区切っている。


素敵ですねえ。男を感じて潤。


・蟻の門渡り


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どこがハイレベルかご説明します。
・歩道を利用した裏技的Y字路。華奢。
・Yの股の細さが異常。
・その細さに女性性を感じようとしたら、建物が茶色。


素敵ですねえ。ドブを感じて突。


■正義の味方
一部で有名な正義の味方引越しセンター本社ビルを発見しました。



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ちょうどそのとき、友人から電話がかかってきました。

「今、正義の味方引越センターの前におるんよ」

「は?何それ。」

「いや、正義の味方引越センター。」

「そんなんあるんか。」

「まあな。今はプロレス引越センターとかもあるし。」

「はー。すごいな。やっぱそれはプロレスラーとかが興行の合間に運送やったりするんかね。」

「そうね。だから正義の味方引越センターも、正義の味方が正義を守る間に運送したりしてるんだろうね。」

「なるほどなー。」


以上です。ご拝読ありがとうございました。
(この日まわったルートを実験的に地図にしてみました。こちら