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パーティークラッシャー板前

成田童夢は見れば見るほどムカムカしてくる。見ているとだめなクルトンを思い出す。もっさりとしていてザラザラとしていて、乾いた味。

そんな彼の失敗滑降を見た。

悦びで満面の笑みになると思っていた自分の顔が凍っていた。なぜだ。絶対嬉しいはずなのに。

考えてみれば私は常日頃からそんな感じだ。たぶん私はフミヤートが酷評されたり、山田隆夫が誰からもいじられなくなったり、SOUL'd OUTがカニパンを食べているところを見たりしたら今回と同じ感情をもつのだろう。なんだよお前。もっとすごいことになって俺を悔しがらしてくれよ。絶賛されて俺をつらい目にあわせてくれよ。

自らの描いた人生脚本のあわれなことあわれなこと。見事な敗者感覚を持っているなあと思う。自分がマゾだと思う人はそこらへんも含めて楽しむことができてるんだろうか。私はこんな自分がなさけなくてあきまへん。

ああ、また暗くなったじゃないか。
バター犬=はちみつプーさん。