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危機意識

ごぶさたしております。漫然とすごしておりました。昨日、うどん屋で一人しこたま飲んでからぐっすり眠って、起きたら昼の1時。素晴らしい日々です。漫然を自分の宗として生きていきたい、そう思うわけです。

漫然といいますと。

私の地元の広島県の北というのは、台風もあまり来ない、洪水もない、地震もほとんどない、ということで非常に平和な土地であります。ま、そういうところで漫然と暮らしておったらですね、危機感がうすい人間にそだってしまうわけでございます。

それにしても関東は地震の多いところでございます。毎月少なくとも1回はグラリとした揺れを感じます。まあ、こうも揺さぶられますと脳みそまで液状化してまいりまして、さらに漫然と毎日を過ごすことになるわけで。

本日なども軽く震度4程度の地震にあいました。

ちょうどそのとき私めはトイレにて大きなものをしている最中でございまして、そこに久しぶりにパンチのある揺れ。グラグラグラー、おおー、便座がキシキシと音をたててずれます。いつもは、「ん?揺れてるね?」くらいでやり過ごすさすがの私も、一番油断しているときの思わぬカウンターパンチに焦りまして。もうキョロキョロしながら叫んだわけです。

「まずい!紙!拭かなきゃ!」

なんでしょう。自分の危機感の薄さ、というか危機意識の間違い方に久しぶりに一人落ち込みました。こんなんですとあれです。

ラーメンを食べているときに震度6の地震とか起きたら

「まずい!スープこぼれる!持ち上げなきゃ!」

って焦るでしょうし、小倉智昭とエレベーターの中で一緒になってるときにエレベーターが落ちたら

「ヤベッ!おさえてあげなきゃ!」

と思うに違いありません。ええ。間違いないです。ですので、火事が起こった後、ロックアイスの袋を抱えて黒こげになっている人間をみたら、私だと思ってくださってよいです。よろしくお願いいたします。