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ためにならない。

相変わらず研修が続いている。今はプロジェクトマネジメントなるものの研修なのだが、この研修を担当する講師がどうも色々なものを投げっぱなしで困る。

授業の最初からこんな調子だった。

「ハイ、じゃあ第1章、プロジェクト・マネジメントの項にいきましょうか。○○ページ開いて。ハイ、じゃあ・・・四万十川君」

「ハイ。」

「プロジェクトマネジメントはどう?」

「は?」

私はそんなソクラテスみたいな問答に答える能力は持っていないので、3度くらい聞き返す。講師は肩をすくめて、あきれたようなあきらめたような顔をして他の人を指名する。

もちろん他の人も答えられないから最後には自分で「プロジェクトマネジメントっていうのはねー」と説明を始める。説明が始まったところで彼が我々にどういう答えを求めていたのかがさっぱり分からない。

そんな投げっぱなしの質問を数度繰り返していたら、今度はとある事項の説明でこんなことを言っていた。

「時間管理というのはプロジェクト・マネジメントの中でもとても難しいものだと、イギリス人が言っていましたね。では次のページ。」


いや、そのイギリス人は誰だよ。


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まあ、教育効果云々はともかく、この人のような教育方法は新しいかもしれない。

歴史の授業はこんな感じだ。
「なんか、外人が、りんごだったかみかんが落ちるのを見たらしいですよ。」

数学の授業になると突然
「求めよ!おいそこ!求めろ!」


体育の授業ではずっと漠然とした動きを繰り返していたりする。