4月の休日のことになりますが、東京の北区、滝野川あたりにとても商店街が密集していると聞き行ってみることにしました。滝野川に直で行くのも癪なので、学生時代になんとなくフラフラと訪れていた鬼子母神界隈から歩いて北上することにしてみました。
参道あたりを歩いたらなんとなく満足したので鬼子母神をスルーです。都電荒川線のあたりをひたすら歩いて庚申塚駅までたどり着きました。だいぶ遠かったです。その間の写真を撮っていないことに関してはお察しください。
庚申塚の商店街を歩いてパチンコ天国のあたりから掘割交差点を向こう岸に渡ると、いつの間にか滝野川銀座通りに着きます。この道を真っ直ぐ行くと板橋にたどり着きます。
掘割ということは、つまり
なるほど、人工の川だったんですねえ。(関東地震直前の地図より)
さて、このあたりから、噂に違わぬ怒涛の商店街ラッシュでした。
どこまで行ってもどこまで行っても商店街だ。とりあえずひたすら歩く。
途中、「石大神宮・飯井宮」というところがありました。
ボケボケしていて、ちゃんと写真で全容を捉えられていませんでしたが、なかなかすごいところでした。何がすごいかというと、ここのパネル。
「昭和6年5月6日、断食修行を重ねて、その水行の凄まじさに「アヒル行者」の異名を取りし」
というのがすごい。それ以外の日本語が全く頭に入ってこないのもすごい。あと、「飯井宮」の読み方が「イイイグー」というのもすごい。
きつね塚通りというところに着きます。
またひたすら歩いていると、突如緑道に辿り着きました。これもまあ川ですね。
こう、グニグニなっていた川を真っ直ぐにしたんだと思いますね。そのとき埋められた昔の川の名残がこれであると。予測だけで答え合わせはしません。
王子につきまして、そこからなんとなく思い立ってバスで北千住まで行って、さらにバスで南千住まで行って、自分の居酒屋ルーツである南千住大坪屋さんに行ってシメました。
こういう時に王子あたりの居酒屋でシメないのが我ながら甘いなあと思いますが、行きたくなったものは仕方がない。
相変わらず素晴らしい炭酸の栓の抜き方でした。