「ソーダストリーム」という機械を購入しました。家で炭酸水が作れるというアレです。
これまで主に飲酒目的でウィルキンソンの炭酸を必要な分だけ購入しては(1本88円)毎日のように消費していく、というような生活をしていました。1週間にコンスタントに7~8本は消費していたのではないでしょうか。
前々から炭酸水が自分の家で作れればと思っていた私は、いろいろな機材をベンチマークしていましたが、コレを見つけたときは「ついに実用的なやつが出た!こいつは買うしかない!」と思ったわけです。
でも、実際に購入するまで1年くらい悩んみました。思うように炭酸が作れるのか?大きさはどうなのか?炭酸が弱いんじゃないか?色々な方が書いている感想記事を読んでウジウジ悩んでいましたが、ようやく先月ふんぎりをつけて購入しました。
結果については、一言、「買ってよかった」です。私くらい、いやいやその半分くらいの頻度でも炭酸水やら炭酸飲料を買っている人間は迷ってないでさっさと買ったほうがいいです。なんだか最近は炭酸水を洗顔や洗髪目的で利用される方も多いようですが、そういう目的で使っても大したお金がかからないのでよさそうですね。男なので効果はよく知りませんけども。
とまあ、よかった!とか買うべき!とかだけでは購入を悩んでいる方の参考にならないので、1ヶ月くらい使ってみて分かったことをメリット・デメリットともにまとめてみようかと思います。参考になれば幸いです。
アサヒ飲料 ウィルキンソン タンサン (500ml×24本)×2箱”]購入に踏み切れない人は炭酸水を箱買いすればよいでしょう!
この記事の初版を書いたのは2013年くらいですが、今だに毎日使っています。これが無い生活は、ちょっといやですね・・・
ソーダストリームのメリット
1.ゴミが出ない
安さ云々より、まずこれが一番大きかったです。酒を飲んだ翌日にテーブルの上に転がる大量の缶やペットボトル…あれがなくなります。あるのはソーダストリーム容器だけ・・・そこ!「酔っててもちゃんと片付けろよ」とか無粋な突っ込みはしないようにお願いします。
資源ごみの日は特に思いますね。これまで山のようなペットボトルを業者の方に回収いただいていましたが、それが0になりました。何かエコの呪いというかそういう重圧から解放された感じがします。
2.炭酸の強さを自由に調節できる
これは強い炭酸が好きな私には大変重要です。1回使い切りのガスシリンダー式の「ソーダサイフォン」というのもありますが、それでは炭酸の強さが調節できません。その点、ソーダストリームは炭酸の注入量を自分で決められるので、微炭酸にもできれば、注ぐと顔にビチビチと炭酸が跳ね飛んでくる暴れ馬のような炭酸水を作ることもできます。
3.いつでも作れる
家に帰ったとき、あー、炭酸がない!っていうケースがなくなります。水さえあればズンズン炭酸が作れる。これは画期的なことです。
いや、私もウィルキンソンの炭酸とかすごく好きなので、買って飲むこともありますが、やはりあちらはすぐになくなってしまいますのでね。ソーダストリームがあることの安心感というか。それが非常に心強い。
4.たぶんかなり安い
私はそんなに金銭的な面で大きな期待はしていないのですが、初期投資を除くならば、60リットル分2100円の替えポンベを用意するだけになります。つまり、500mlペットボトル1本あたり18円くらいになります。具体的な金額は価格比較をしているサイトがあるので、そのあたりにお任せします。
炭酸ボンベを替えに行く労力やボンベ交換のための送料等もありますし、ボンベ1本で素直に60リットル作られるものでもないでしょう。まあここらへんは深く考えずに「500ml 18円だぜ、ゲヒヒヒ」と適当に思い込みながらニヤニヤしておくのが良いのではないかと思います。
ソーダストリームのデメリット
さて、次にデメリットに移ります。
1.使うのは結局水道水になる・・・かな?
市販の天然水を使うとコストに直結してしまうし、結局ペットボトルなどの水を買ってこなくてはいけないので「3.いつでも作れる」のメリットが薄れてしまう。となると水道水になるんですが、まあ当たり前なんですが、水道水はどうしても水道水の味がします。浄水器を使ってもまあ知れてますよね。
もちろん、べらぼうに安い水を大量に買い込んでおくというのもいいでしょうが、いろいろ考慮した結果、ウチはひとまず浄水器の水を使用することとしています。
2.水を冷やす必要がある
これは炭酸水なので仕方ない部分です。炭酸は冷えた水ほどよく溶けこむので、しっかりと冷蔵庫で冷やした水を使う必要があります。これはちょっとだけ面倒です。
とはいっても、別の容器とかで氷水を作ってから専用ボトルに入れてしまえば済む話なので、実は大したデメリットにはなりません。むしろ、冷えてない炭酸水を買ってしまうと、ぬるい状態で氷を入れると炭酸が激しく抜けてしまうので、冷蔵庫に入れておくか、焦って冷凍庫に入れてそのまま忘れて爆発させるかしかないです。ソーダストリームが有利な部分と言ってもいいかもしれません。ああ、逆にメリットになってしまった。
3.追加ボトルが高くてテンションが下がる
追加ボトルが高いです。標準で1リットルのボトルが1本付いてきますが、500mlボトル購入は必須かと思います。でもその値段は以下のような感じです。
まあ、炭酸を入れても破裂しないしっかりしたボトルにしなくてはいけないからこの値段なんでしょうね。ちなみに、2年ごとにボトルを交換することも義務付けられています。確かに容器が劣化して破裂したら怖いですし、そこは必要なところだと思いますが、なんとなく現実を見た気がしてテンションが下がります。安心を買うと思ってそこはなんとかやりすごしましょう。
4.まあまあでかい。
これはたぶんみなさん思うと思います。なんせ高さが40cmありますから。女優の蒼井優さんが身長160cmなので、蒼井優の全長の25%とお考えいただいて結構です。蒼井優25%。どうです、なかなか結構な値ではないですか。なんせ4個あれば蒼井優になるのですから(しつこい)
購入を検討されている方は置き場所を考えてから買ったほうがいいかもしれません。あと、安い方のソーダストリームはプラスチックなのでそれなりに安っぽい見た目です。部屋に置くと品性が下がる!という方はもっと高いのを買われるのがいいでしょう。
5.ボンベの交換が面倒
まあ、交換は面倒ですね。ガスなくなったとき、あれは切ない・・・。
とはいえ、私は最寄りのイトーヨーカドーで交換できるので全く心配はないです。代理店も私が購入した当時に比べればすごく増えてますね。近くに代理店がない場合は通販を利用して注文すればいいですし。
まあ、予備用のガスシリンダーを購入しておくに越したことはないでしょう。
###
ということで、ソーダストリームのメリット・デメリットをつらつらと挙げてみました。そんなわけで、もう買っちゃおうかなと思った人は以下の3点セットをお勧めします。
まずは購入すべき3点セット!
ソーダストリーム本体
まず、何はともあれ本体。以下の2機種、結構値段が違いますが、デザインの違いだけで機能は同等なんだそうです。私はデザインから下の「ジェネシス」のレッドを購入しました。
※代理店で買うと持って帰るのがかさばるので宅配がお勧めです!
追加ボトル
上記の本体にはセットで1リットル用のボトルがついてきますが、大体一晩に1リットルなんて飲んだりしませんし、1リットルに入れて置いておくと炭酸が徐々に抜けて行ってしまいます。500mlの追加ボトルは確実に必要です!高くても買ったほうがいいです。
予備用ガスシリンダー
本体にはセットでガスシリンダーが1本ついています。もしガスがなくなったらこのガスシリンダーを代理店に持って行ったり宅配で交換したりする必要があります。それがちょっと億劫なので、常に予備を用意しておけば安心です。
おまけ!
シロップを購入しておけばいろいろな味の飲料が作れるんですって。 お好みで!
甘いものが好きじゃなければ柑橘系の絞り汁を買って入れるとうまいです。
ちなみに、作った炭酸水と市販の100%オレンジジュースを半々くらいで割ると、甘くないオランジーナ的な飲み物が出来上がります。これは実にうまい!
おわりに
東京の北千住にあるとある立ち飲み屋さんに、コップをジャっとするとダーッと大変炭酸の強い辛口のチューハイが出てくる蛇口がありまして、私は常々あの蛇口が家にも欲しいものだなあ、と思っておりました。ソーダストリームは我が家をそんな「ジャッとするとダー」の領域に少し近づけるものでした。
ジャッとするとダーの領域に近づきたい方、単純に炭酸飲料が好きな方、是非このソーダストリームを試していただければと思います。
そんじゃーね!
初めまして。大阪在住のおばはんです。
購入前に贅沢品じゃないのか?と考え、迷いましたが、去年の夏に買いました。あなたと同じ機種です。一番安い機種は私が購入するときは、直販サイトで紹介されていなかったので。
ガスシリンダーの交換は近くの高島屋で交換出来ますし、専用ボトルも500cc2本セットを1度買えば、シロップはコップにいれて、ボトルは炭酸水専用にすれば洗浄には困りません。(常温でも美味しい)確かに、初期投資は、きつかった…。
後はシロップの種類を直販サイトで増やしてもらえると嬉しいですね。今は濃いめのジュースを割ったりしてバリエーションを楽しんでいます。冬場は炭酸水で洗顔したりして。
先日、高島屋でビールもどきシロップを販売してました(笑)。店員さんが「レモンティーはコーラに味が似ています」と言ってくれたので購入しました(ほんと!似てる!)お気に入りです!
シロップに関しては種類が増えると直販サイトでまとめ買い出来るんですが…。¥5000以上が送料無料なんで。
ではでは、お邪魔しました。
どうもです。コメントありがとうございます!同じ機種仲間ですね!
シロップですが、私はまだ購入したことないです。甘いものを飲みたいときはおっしゃる通り濃いめのオレンジジュースを割って飲んでます。これ、おいしいですよね。
レモンティーがコーラに似ている・・・これは絶対聞かないとわからない情報ですね。試してみます!
楽しい記事をありがとございます。今から買ってきまーす♪
ふらふらと迷い込み、ここで面白い記事を読ませて頂きました。
なかなかよさげな製品みたいですが、ふとあることを思いつきました。
素朴な疑問なのですが、直接オレンジジュースやレモンティに炭酸吹き込む事って出来ないのですか?
作れるのは無味無臭の「炭酸水のみ」で、既存の無炭酸飲料に炭酸トッピング・・・的な使い方って出来ないのでしょうかね?
これ出来たら炭酸コーヒーとか、炭酸ゼリーとか、炭酸トマトジュースとか、炭酸ヤクルトとか、近未来のアウトローな飲料あるいは飲料もどきが出来そうな可能性が無限大に広がりそうな予感がするのですが、無理なのですか?
コメントありがとうございます~。
それができたらとてもすごいですよね。私も飲んでみたいです。でも、たしか水以外への利用は確か禁止されていたと思います。
たぶん、水より粘度が高いものは炭酸を入れた時点で泡まみれになって大変なことになってしまうのではないかと。
機械が故障するかもしれませんね・・・。
私は炭酸を作ってオレンジジュースとかで割っています。薄いですけどおいしいですよ。
買おうかな~、どの機種にしようかな~、と1年以上も検討中でした。
その間にボトルの炭酸水をどれだけ買ったことか・・・
「迷ってないでさっさと買ったほうがいい」んですね!
いよいよ購入する気になりました!! 色々な情報、とっても参考になりましたー!
ソーダストリーム、私も便利で使用していますが
ネットで検索したところ、イスラエルの問題が出てきて、不買運動も起こっているとのことで驚きました。
ガスボンベは交換が義務付けられているので登録しなくてはならないようですね。
そのイスラエル問題を考えると複雑な気持ちと、空っぽのガスボンベを眺めて悩んでしまいます…。
便利でメリットがあるのになぁ…。
初めまして、通りすがりのアニーと申します。今日、たまたま雑誌でソーダストリームの広告を見て、無類の炭酸好きな私にはピッタリかな?と情報収集のためネットサーフをしておりましたところ、この記事に出会って読ませていただきました。何点か質問があるのですがよろしいでしょうか。①なぜ、この製品にしたのでしょうか?記事を読ませて頂いたところ、色々迷われていたと察しました。この他にも沢山製品があるにも関わらず、このソーダストリームにされた一番の決め手をお聞かせ頂けないでしょうか。②2年で専用ボトル交換が義務づけられているとのことですが、これは使用期間だけ縛りがあって使用回数には縛りがないのでしょうか?例えば週3回2年間のような。③100%の果汁液でも炭酸注入はできますか?以上、メーカーに問い会わせるような内容も含みますが、何卒ご回答お願いいたします。
アニーさんこんにちは。お答えします。
>①なぜ、この製品にしたのでしょうか?記事を読ませて頂いたところ、色々迷われていたと察しました。この他にも沢山製品があるにも関わらず、このソーダストリームにされた一番の決め手をお聞かせ頂けないでしょうか。
いくつか決め手がありますね。代表的なところだと以下です。
・自由に炭酸の強さを決められる。(当時、他はカートリッジ式がほとんどで、なかなかコントロールできなかったんですね)
・取扱い店舗が多い。→つまりガスの交換がしやすい
・デザインに高級感がある。
といったところです。周囲で買った人がいて、その人が褒めていたというのも決め手でしたねえ。
>②2年で専用ボトル交換が義務づけられているとのことですが、これは使用期間だけ縛りがあって使用回数には縛りがないのでしょうか?例えば週3回2年間のような。
特に言われてないようですね。毎日1リットルくらいのペースで強炭酸を作るうちのボトルもそろそろ2年になりますが、特に問題なくは使えています。ただ、衛生的な面もあるし、そろそろ買い替え時かなーと思いますね。
>③100%の果汁液でも炭酸注入はできますか?
これは確実に無理ですね。液体の粘性が高いと炭酸注入時に泡になってしまって、一瞬であふれてしまうと思います。最悪本体も壊れそうな勢いです。
個人的には、100%のジュースを炭酸水で割ってサッパリと飲むのが好きですね。当然薄くなりますけどゴクゴクのめてうまい!濃縮タイプの果汁とか売ってたら100%に近い濃さでできるんでしょうが、一般でそういうの売ってるんでしょうかね。
というわけで参考になれば幸いです。
初めまして!
メリットデメリット含めた、生々しくてリアルなブログに、思わず物欲が…(^^;
こちらのページの写真、一部保存して個人的に使わせて頂けませんか?
自分が属している社内のみで使い、営利ではなく、WEB上でも一切公開しません。
突然のお願いで恐縮ですが、お返事お待ちしております。
他のページも散策してきます!