月別アーカイブ: 2014年3月

性的ラーメン二郎

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昨年の話になりますけど、ラーメン二郎行ったんです。三田本店。昼下がりだったかな。最近はもうほとんど行くこともなかったんだけど、ちょうどその近辺で仕事があったのと、客もそこまで多くなかったのでえいや、と行列に並びましたね。幸いちょっと待っただけで席につくことが出来ました。食券を渡しながら「麺半分で」と伝えたあたりで、またすぐに隣2席が空き、そこにカップルが座ってきました。

20代後半くらいでしょうか。だいぶチャラい感じのカップルです。なんかもうとても仲良しで、嬌声を上げながら文字通りツンツンしあっています。ある者は大きな音を立てて麺をたぐり込み、ブタを囓る。ある者は腕を組んで黙って麺の出てくるのを待っている。そんな店内にこのカップルはとても大きな花を添えています。まぶしいくらいの蛍光ピンクで、黄色と黒の豚野郎は目が潰れそうだ。

さて、そうこうしているうちに私の元にも隣のカップルの元にもラーメンが提供されました。

さっそく私は食べ始めたわけですが、どうも隣の様子がおかしいのに気づきました。見ると、男が出されたラーメンを食べ始めてないんですね。ニヤニヤしながら女性の方を見ている。女性「ヤダー、見ないでよ!」と言いながら髪を左手でかきあげて、右手の箸で少量の麺をずるりと引き出してアヒル口した自分の口元に持っていく。男、おもむろにスマートフォンを出して、カシャコンと女性を撮影。

「ふむ、記念撮影か」と納得しかけたところでそこから怒涛の撮影タイムが開始。麺を口に含んでカシャ、ブタをかじってカシャ、野菜を頬張ってカシャ。女性は「やめてよー!」と繰り返しながらも徐々に上気した艶のある顔に。そこをカシャ、ハフハフ、カシャ。上を向いて嚥下の表情をカシャ。

なるほど、これはプレイであるな。見事な公衆でのプレイであるな。なんだか隣で食っている自分にまで妙な感激が押し寄せてきた。ハフハフ。カシャ。あふ~ん。カシャ。

 


旅の説得力

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旅というものがよく分かっていない。そうはいっても、分かる分からない関係なくその行為自体が旅なのだろうし、何かこれが旅だと定められたものもないのだろう。むしろ旅とはこういうものである、という決めつけもまた面白いかもしれないし、誰かのそういう話を聞いてみたい気もする。

今日見かけたこの看板は、そういった誰かの旅への欲求を喚起するに足るものであると思うし、そう。こう、〇で、はっきりしていて、ピンク色で。