月別アーカイブ: 2013年4月

10年前のボツ写真

10年以上サイトをやっていると、自分でも何をやりたかったのかわからない素材が出てくる。

これはつい最近自分のPCの中から発掘された写真群だ。写真のデータによると、2003年の11月17日に撮られたものであるらしい。

おそらくホームページの何かのネタにしようと思ったのだろう。なんとなくそんな感じがする。でもこういうことをした記憶が全くないし、結局ホームページにも掲載していない。「全く使えねえ」と思ったのだろう。

当時23歳大学院生、自分の納得できる範囲の行動でで笑いを取ろうと必死。甚だ迷惑かとは思うが、皆様もこの日の私を、一緒にトレースしていただきたい。

この日の写真の入ったフォルダは以下の写真から始まる。

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小出監督だ。懐かしい。左下は高橋尚子だろう。

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日本記録に程近いそこそこのタイムで走っているらしい。

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走っている。場所はたぶん東京。

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悪くない疾走感とサングラスだ。

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テレビを見るのをやめたらしい。当時の家(高田馬場)の近所に出てきている。明治通りと早稲田通りの交差点だ。

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突然工事現場の腕振りロボットの背中写真が出てくる。推測するに「GM2号」という言葉がグッときたんだろう。

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さらに、腕振りロボットが出現。手をつける位置が変な気がする。

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マラソンの交通規制の看板。なるほど、高橋尚子を応援に来たのかもしれん。

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なんつうか、気が散ってるな。こいつ。

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ほうほう、新宿の世界堂のあたりに来ているね。マラソンのルートなのかもしれません。自転車だと高田馬場から10分くらいでしょう。

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あー、これは10年後の今の俺でも見つけたら撮るわ。100%撮るわ。

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突然ゲーセンに入ってUFOキャッチャーを撮っている。これ、当時CMで人気だった「生茶パンダ」の偽物だろうな。

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2個取ってる。確かに家に2個あったわ。

 

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場面は劇的に変わった。マラソンランナーに鍋ものつゆを見せつけている。

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再びマラソンランナーに鍋ものつゆを見せつけている。

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マラソンランナーに北海道生クリームを見せつけている。

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マラソンランナーにおしるこを見せつけている。テープの剥がれが汚い。

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マラソンランナーにマックのドリンクを見せつけている。ここまでの行動でなんとなくわかる。中身はシェイクだ。

 

なんとなく、企画の趣旨が分かった。マラソンランナーに飲みにくいドリンクを提供するとどうなるかという企画だ。大変はた迷惑なことを考えたものだ。


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このフォルダーに入った写真は、この「マラソンランナーにバンホーテンのココアを提供して、苦笑される」写真で終わっている。

当時公開しなくて本当に良かったと思う。


職場や大学での一人飯を最大限に楽しむための、ほんの少しの工夫

私は職場ではほぼ100%一人で食事をとっています!

自分なりのペースで食べれるし、その間、好きに時間を使えます。食べることに集中するもよし、スマホなどで世の最新情報を得るもよし、ご飯粒を一つ一つ数えるもよし。一人飯には大変な自由時間が約束されています。忙しいビジネスマンの一息つく時間として、とても大切なものです。

ところが世の中では、この一人でご飯を食べる行為を「ぼっち飯」と呼ぶなど、ネガティブなものとして捉える人が多いらしいではないですか。そんな世間の揶揄を避けるためにトイレでご飯を食べる方まで出ている様子。同調圧力の強い小中高ならいざ知らず、大学生、会社員でもすごく多いようです。

それは非常にもったいない。とてももったいない。私はそう主張します。

一人飯だからこそできること、楽しめることというのは山ほどあるのです。そこでこの記事では、一人飯をこよなく愛する私が開発した「一人飯を最大限に楽しむ工夫」の1つを皆様に伝授いたします。

この方法、最初に書いた一人飯の本来の楽しみ方とは少し違うんですが、ちょっとした工夫一つで広がりのあるダイナミックな一人飯を体験することができるのです。一度成功したらめくるめく一人飯ワールドにのめり込むことになるでしょう!

さあ、以下にご紹介します!

1.4人掛けのテーブルが2つ並んだところに、一人飯の人間が1名、陣取っている状況を探す。

まず、この状況を探すのが一番大変かもしれません。8人掛けのテーブルでもOKですが、なるべく4人がけ×2がいいです(理由は後述)。
このテーブルがあれば、一人で食べる人は、まず確実にテーブルの角っこに座ります。注意深く探しましょう。チャンスは必ずあります!

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2:その状況を見つけたら、すかさず同じ岸の反対側に座る

テーブルの端っこに一人飯の人がいる状況を見つけたら、素早く下図の場所に席を決めて下さい。
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さあ、あとはほとんど自動的に物事が進みます。それでは、見てみましょう。

 

3:一人飯オーラが8人座れるテーブルの6つを覆い、2人組以上をバリアする

この状態になると、2人組以上が座ろうとするとき、どうしても一人飯の人の隣か、向かいに座ることになってしまいます。また、ここには強烈な「一人飯オーラ」が瘴気をはなちつつ滞留していますので、2人組以上が座る確率は大変低くなります。

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4:空いた席を求める一人飯の人間が1人、フラフラと近寄ってくる。

これは私の長年の観察の中で見つけた習性ですが、食堂という限られた空間で1人で食事をとる人は、他の一人飯の人がいるところに群れます。2人組以上がいるテーブルに座ると会話が耳に入って1人に集中できないというのが大きな理由でしょう。このため、できるだけ一人飯の人がいるテーブルに集まってくると考えられます。

こうしてやってきた一人飯はテーブルの中で空いている席で、他の人の真正面や隣でないところに座ります。この場所に座るのは、ほぼ90%以上の確率です。

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5:さらにもう一人、一人飯がやってくる。

「一人飯は群れる」の習性に従い、さらにもう一人やってきます。すると、少し迷った挙句、図の部分に座ることでしょう。

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3番目に来た人と最後に来た人は隣り合ってしまいますが、真正面に人がいるよりは横に人がいる方がまだ圧迫感が少ないです。また、2人の間に存在するテーブルの切れ目がちょっとした「距離感」を生み出すので、ほかの席よりは座りやすいのです。 これが、4人掛けテーブル2つが隣接している場所を推奨する理由です。

これで、完璧な一人飯包囲網が出来上がりましたので、このテーブルにこれ以上の人が座ることは食堂がよっぽど混んでいない限りはないでしょう。

6.一番最初に食べていた人が退出する

そうこうしているうちに最初にいた人がごはんを食べ終えて退出します。

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7.ここで自分もすかさず退出!

さあ、さきほどの人が席を立ったら、すぐにでもテーブルを離れてください!もしご飯が残っていても、リスのように口の中に全部放り込んでしまいましょう!汁物だったら床に流してしまっても構いません!スピードが大事です!

 

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そうして、ここで後から来た二人は気付くはずです。
「俺たち、この広いテーブルに隣り合ってふたりぼっち」であることを。

 

8.カップルの完成をニヤニヤしながら見る

そうです。これは、「見知らぬ一人飯の他人同士をテーブルで隣り合って食事させる」という恐ろしい罠なのです。

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この状況を作り上げたらあとは鑑賞するだけです。この後2人はどうなってしまうのでしょうか?話しかける?気まずそうに離れる?予測しながらニヤニヤ眺めましょう!

さあ、いかがだったでしょうか?

8人がけの席があれば明日からでも早速楽しめる一人飯の工夫。一人飯の世界が少し広がるに違いありません。皆様もレッツトライ&鑑賞!


中條かな子さんの子供を産むことに関する意気込みについて

元グラビアアイドルの中條かな子さん(現 緒方かな子)は、広島では広島カープの緒方孝市選手の妻として有名だ。広島ではめずらしい有名人の美男美女カップルということで半分やっかみの対象になっており、カープファンからは、緒方孝市選手自身が「かなこ」と呼ばれるほど、強烈な存在感をもっていたものだ。

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その彼女、1996年の緒方選手との婚約会見の際にこのようなことを言っている。

緒方かな子 - Wikipedia
記者の「お子様は何人位、欲しいですか」の問いに「二人とも子供が大好きなので、腰の骨が砕けるまで生みたいと思います」と発言。

この発言を聞いた広島県人の90%(推定)は、「出産と子作りのどっちで砕けるんじゃろうか・・・?」と思ったという。

私も最近この情報を知り、やはり「どっちで砕けるんじゃろうかのぅ・・・?」と思ったので、高校時代の友人秋田君に「腰の骨が砕けるってのはどういうことかのう?」とふってみたところ、「緒方はスライディングがすごいけえの」という回答が返ってきた。

スライディングがすごい選手の妻がどういう状況で腰の骨が砕けるのかよく分からないが、私はなんとなくその言葉の強さにやられてしまって、「スライディングがすごいんじゃあ、砕けるのう」と返したら秋田君は満足気に頷いて別の話題に移っていった。

緒方かな子さんは3人の子供に恵まれたそうだが、現在も腰の骨が砕けることなく広島で活躍しておられる。しかし、今後いつ彼女の腰の骨が砕けるかわからない。ベース際で失速しないスライディングを得意とする選手と結婚する女性は、腰の骨が砕けないよう十分に注意していただくことを強くお勧めする。

 


大井町「肉のまえかわ」はプロフェッショナルなコスト意識に裏打ちされた名店である

東京の大井町の駅から出てすぐのところに東小路という見事な路地がある。個人的には「東京野垂れ死にたい路地裏ベスト3」の中に入るんだが、その端に元肉屋、現立ち飲み屋(角打ちに近い)「肉のまえかわ」はある。

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こんな路地を歩くと端っこに・・・IMG_1963-001 こういうところがある

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東小路のはじっこなので、表は子供が元気に歩き回る。

ここは、毎日16時くらいからオープンしてすぐにイイ顔をしたおじさまたちで一杯になる。明るいうちから赤ら顔で飲みながらパチンコがどうしただの、今日の仕事はつらかっただの言っている紳士の憩いの場である。

その人気の理由の最も大きなものは安さだろう。例えば、以下の写真のメニューは「サラダ」100円、「メンチ」120円、缶ビール290円、しめて510円である。小腹と酒欲を満たすのにこれ以上ない設定ではないか。メンチは揚げ置きだが、衣が大変サクサクとしていておいしい。サラダも100円としては十分なボリュームだ。

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ビールはキリン一番搾りかアサヒスーパードライ。サラダは「ポテトサラダ」と名乗らないところがいい。

ドリンクと食事はこのような感じだ。

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なお、初めての人はちょっと戸惑うかもしれないが、店のシステムとしてはシンプルだ。参考までに簡単に紹介すると、

  • ビール等については奥にある冷蔵庫からとって、このカウンターのお姉さんの前に出す。
  • 揚げ物、刺し等はカウンターのお姉さんに頼む。
  • 焼き物は焼き場のお姉さんに注文して、焼きあがったら受け取り。
  • 食べ終えたらカウンターに皿類を返す。串は缶の中にポイ。

となる。

それにしても、薄利多売とはいってもこんなに安くてやっていけるのだろうか?私はふと疑問に思い、メンチカツの油を舌なめずりしてふき取りながら店を注意深く観察した。すると、ふむふむなるほど、この店に徹底して貫かれたプロフェッショナルな「コスト意識」があることに気付いた。

そう。どんなに安くていい店でも、どんなにそれが愛されていても利益が出ないと潰れてしまう。その点、この店は安さを実現しつつも、その徹底したコスト意識によって健全な経営を行うことでしっかりとこの街に根付き、多くの人を楽しませてきたのだ。

以下に、私を唸らせたこの「肉のまえかわ」のコスト意識の一端を紹介させていただく。

 

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二歳の子供がカメラを構えること

私には2歳10ヶ月になるたいそうやんちゃで鉄分の強めな息子がいる。昨年末くらいからようやくまともに会話ができるようになってきたので、色々インタビューしてしまう。

「今日は何をしましたか?」「銀座線に乗って、それから山手線に乗って有楽町に行った!」

「◯◯君と会ってたのしかったですか?」「楽しかった!よんぱーご借りた!」(485系のこと)

「好きな女性のタイプは何ですか?」「滑り台の人」(大江麻理子のこと。モヤモヤさまぁ〜ず2で滑り台に乗っているところの印象が強いらしい)

そういう彼の語彙に制限された回答の範囲で、ぼんやりと薄暗くだが、彼の世界を把握することができ始めている。

そんな中で、彼が最近カメラに興味を示していることが分かった。親がしょっちゅう自分に向けてバシバシ撮るのだからそれは仕方ない。ちょうど机の中で眠っていた昔の愛機(初代GR Digital)があったので、持たせることにした。

するとまあ、撮る。結構撮る。自分が好きなもの、驚いたもの、見知らぬもの。父、母、冷蔵庫、床、草。何を考えてるのか知らんが、とにかく気になるものを撮っている。

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で、そうやって撮られた写真をあとで見てみると、よく言う「子供ならではの視点」とかそういったものの新鮮さみたいなのはまあ、なくはない。なくはないが、写真自体に大して価値のあるもんでもない、と思う。
それよりも「彼を知る人間として、なんか可笑しい」。それに尽きる。見ていると何か笑いを誘うものがあるのだ。とは言え、この可笑しさの正体を考えてみてもなかなか正体がつかめない。

言葉の少ない彼の世界の中に突然鮮明な映像が出てくる。それは薄暗闇の中に強烈にたかれたストロボみたいに妙にクッキリとあらわれてくるように感じる。でも、それが冷蔵庫かよ!という落差だろうか。

もしくは、こいつ、独立した意志をもって何かやってる!という驚きとないまぜになった可笑しさだろうか。
もちろんこれまでも彼に関してはこれまで自分なりに把握しているつもりだが、それはいっしょに話したり、直接わしわし弄ったりしながらのかなり直接的なコミュニケーションの中で作られた像であって、自分と彼との関係性が強烈に反映されている。

それが写真になると、その関係性が一旦白紙になって、彼独自の言葉を持たないストーリーが展開される、これが意外性をもって目に飛び込んできて可笑しいんじゃなかろうか。

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なんてことを考えてみたが答えは出ない。まあ、とにもかくにも、願わくば、手振れ補正のあるカメラを与えてやりたいもんだ、と親は思う。

最新版は手振れ補正ついてんだよな。