いつかパワーポイントでネタをやりたい。

「あんまりガツガツしたくないんだ」を合言葉に生きている私だが、会社にいてもあまり表に出ることをしない。まあ、こういう状況は大昔からそうだ。生きる上での脚本が既にあるといってもいい。

保育所にいた頃。当時はよくウルトラマンごっこをしていた。私はウルトラマンの中でもウルトラセブンが好きで、じゃんけんなどで勝つと、よくその役を希望していた。

ウルトラマンシリーズの中でも人気のある花形のウルトラセブン。しかしそんな役をもらえても、私は生来の引っ込み思案っぷりをいかんなく発揮していた。敵側にいる元気な男子とのコンタクトを恐れ、後ろでモジモジ。

そうこうしているとイラついたウルトラの母役の友人が

「おい、セブン!アイスラッガー貸せや。」

と、手を差し出してくる。私は力なくニコリと笑い、頭からトサカを外すしぐさをして、仮想のアイスラッガーを彼に手渡す。

武器を手にして八面六臂の活躍を繰り広げるウルトラの母。メインの武器も失い、いよいよ出る幕のないウルトラセブンの私。勝利を喜ぶときの自分の姿はトサカのないハゲ坊主である(イメージで、だが)。自らの惨めな姿と、自分不在でエキサイトしていく物語を見ながら、私は引っ込み思案の自分の人生脚本をさらに強固なものにしていったのだろう。


えーと、そのときのウルトラの母役だった渡辺君。そろそろ私にアイスラッガーを返してください。ほら。トサカがある母っていうとウルトラの母というよりはサザエさんだし。


新バンド名

四万十川篤彦とサンドウィッチファッカーズでどうか。



創価学会

やや時流に乗り遅れた感があるのは気にしないでいただきたいのですが、話題でしたねえ。ピアノマン。ご存知無い方のために説明しておくと、海岸にいた記憶喪失の身元もわからない美男、一言も話そうとしないが、ピアノをあてがうとプロレベルの腕前で弾き出したというはなし。

疑り深い私はすぐに映画の「シャイン」の真似をした売名行為じゃないかと思ったのですけど。

まあ、彼が狂言かどうかはともかく、この話題の影響を受けた今後の世界の動向に注目です。例えばこんなことが起こる可能性は非常に大きいのではないでしょうか。

・青森の海岸で発見された記憶喪失男、三味線をあてがったらペン、ペン、ペン、ペンとパープルヘイズをかなではじめた!三味線マン発見!

・インド洋楽で記憶喪失男発見!インドに古くから伝わる楽器、「オマン」を与えると、華麗なてさばきで弾きはじめた。感動した人々は口々に彼をこう呼んだ。

オマンマンと…


・千葉の九十九里浜にエキゾチックな風貌の女性が12人打ち上げられた。皆一様に記憶をうしなっている。
リハビリは続くが一向によくならない。主治医は試しに中国の古典楽器を彼女らに与えてみた。

するとどうだろう。涼やかな弦の音。軽やかな笛のしらべ。重たいメロディ。これは中島みゆきの「地上の星」ではないか!

人々は彼女らを敬意をこめてこう呼んだ。

「女子十二楽坊マン」と…



今日の鈴木

C.W.ニコル、略してシコル。


手がワキワキする。

人のたくさんいるところで反対をむいて無駄に鼻を膨らませるのに凝っている。



下の写真を撮ってからしばらくこの響きに脳みその帯域をかなり奪われました。スープの無ラーメン。スープのムラーメン。
荒野のラガーメン。



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