米子市の痕跡

2010.06.23 Wednesday 23:42
四万十川篤彦


鳥取県、米子市は古くから山陰の商業の街として栄え、今でも島根県の松江と並ぶ要衝として古くからの歴史ある街だ。

西には圧倒的な存在感を持つ伯耆富士大山がずしりと構え、すぐそこに皆生温泉があり、東には水木さんのブームで沸く日本海最大の漁港である境港がある、といった感じでそりゃ人も住むわ、という納得感の高い街。人口では同じ山陰の松江市や鳥取市に比べると少ないものの、傍から見て山陰ではおそらく一番元気なところなのではないかと思う。

そういった荒く呼吸をするこの街を歩くと、脱皮をするように様々な建物がつぶされ、建ち、想像以上に荒々しく変化していることが分かる。

この脱皮の合間に生まれてくるのが、隣の建物が取り壊されることによってできる痕跡、いわゆる「原爆物件」だ。亀がひらひらと脱皮した痕をなびかせながら泳ぐように、元にあった建物の形が隣の建物に残る。




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乱立する隣





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やめた後。





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隣の人と思いの角度が違う。




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こうしたい、ああしたい。





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見せたくはなかった。ぬりたかった。





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取り入れる。




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