2009.01.03 Saturday 19:51
オイサオイサで山車ラジオ
70’Sの個人的オススメ
- 「氷の世界」 ちあきなおみ
- ものすごく鼻の穴が広がってそうなちあきなおみの静かでパワフルな歌声と、レッドツェッペリンのカシミールのようなスケール感のマッチング。
- 「ペッパー警部」 石川さゆり
- ファンキーなベースラインと安っぽいシンセブラスに乗せて歌われる熟女の恋。誘惑されている内容の歌詞にも関わらず、いたずらをしているようなウキウキ感が感じ取れるのが興味深い。
- 「季節の中で」 新沼謙治
- 本アルバム中で最も意外なアレンジに度肝を抜かれるはずです。あの伸びやかな高音のフォークが、ディスコ調宇宙刑事ギャバンに。ボックスステップで歌う新沼謙治が思い浮かびます
80-90’Sの個人的オススメ
- 「Dear … again」 川中美幸
- Bメロの盛り上がりから「クリスマスまでには」の「クリ」の部分での解放が実に見事です。
- 「リバーサイドホテル」 八代亜紀
- 八代亜紀こそが演歌なのか。八代亜紀という別モノなのか。そういった思いを生むほどに自らの曲としています。「ベッドの中で魚になったあと」などは「ベッドの中で肴になったあと」に聞こえます。つまり、その存在がなにもせずとも歌詞すら変えてしまうということです。同時に、井上陽水のオリジナルではもやのなかにあった言葉の意味がものすごく生暖かい現実感を持って表面に現われているため、余計わけのわからないものになっているのも興味深いです
- 「for you…」 吉幾三
- あなたの部屋で酔いつぶれてたそんな夜もあった」という歌詞が本当に汚いものに思えるように、全体的に相手に迷惑掛けている感じの曲に仕上がっています。
で、やっぱり全体的に「な」行に全部「ぬ」がかかっています。
ぜひ購入をご検討ください!!
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