俺、神田駅通過してる。(神田さん)
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●微妙な感情(何分の何かは問わない)

私自身もそうなのですけど,自分の名前と同じ地名を聞くと,ウヒョっとした,なんともいえない感情に襲われます.それと同じような投稿を頂きまして,非常にありがたいのでございます.僕らは一人じゃありませんね.

・織辺さん
地名ではないのですが、たまにテレビから”織部焼”なんて聞くと、字は違うもののかなり、ぎょっとします。
全国で流れていたか分かりませんが、少し前に、何かのCMで古館さんが”有田の赤、織部の緑〜”なんて言っていて、”おりべ”と呼び捨てにされる度に、まるで、小学生が先生に当てられてしまった時のように、びくっ!としてしまいます。
そして、少したってから、あ〜、大丈夫だった〜、と意味のない安堵感に陥ります。
ま、簡単にいうと、”びくっ””ほっ”って感じですね。ちなみに、何故か織部金次郎にはあまり反応しないです。不思議ですね。


あきやんさん
○○県と同じなのですが、テレビでそれが発せられると
「んくっ?」とします。


真澄さん
長野の地酒「真澄」と同じ名前です。
長野に行った際、けっこうな数のタクシーが「真澄」のあんどんをつけて走っていました。誇らしいやら嬉しいやら恥ずかしいやらで「もひゃっ」としてしまいました。
居酒屋や地酒売り場でもよく見かけますが、「もひゃっ」としつつも、なんとなく売り上げに貢献しないといけないキモチにもなります。

ノザキさん
「こたえてちょーだい!」の再現VTRの(仮名)にて登場。何かとても重い内容で落胆。
音であらわすと「ウヘェ」です。

黒いみかんさん
私の苗字は「伊東」と言います。

・幻の魚イトウ
・イトウの味
・生活の中のイトウ
・イトウ伝説

特に言葉よりも文字で見つけた時、
目の裏側がぴゅるっん!となります。

akiさん
名字が世界遺産の○○山と同じなので、新聞で字を見るだけでも『うわっ』とします。
授業で出てくると、それはもぉドッキドキっすよ。クラス全員の視線の痛い事。
名字変えたい・・。とまで思った事もありました。




びくっ,んくっ,もひゃっ,ウヘェ,ぴゅるっんと,並べてみると,ちょっとエロいです.ちなみに,織部さんは,オリーブ少女とかを見るとどうなんでしょうか.私はちょっとドキドキしますよ.

織部金次郎はあれですね.なんか,汚いからじゃないっすか.反応しないのは.


ちなみに,「ウヒョッ」と「うわっ」は,あんまりエロくないや.やっぱ.共通点なんてない.だめだ.




●学校シリーズ

みんなの前で呼ばれちゃうとちょっと恥ずかしいよね.

あさのさん
学校で先生が「朝の挨拶を…」っていうと体がビクってなって何もしてないのに悪いことした気分になるんです。あと無性に恥ずかしくなって周りをキョロキョロするんですけど誰も気付いてなくて無様。とにかくイイ気分はしないです。

南さん
小学校のとき、「みなさん、・・・」に反応してました。
「は、はいっ。あ・・・。(私じゃなかった)」
こんな感じです。

「みなさん」って言われて自分だけ反応しちゃうっていう,発話する方が全く意図していない反応っていうのはとても楽しいです.

それから,あさのさんはもっといろいろなものに反応していくといいです.例えば,

「夜と朝の間に」

どう反応すればいいかは自分で考えてください.すみません.




●お店シリーズ


いソげソさん
滅多にかぶることはないのですが、この前ブッチャー○○(苗字と同じ字)という名前の肉屋を発見してギョッ!としました。その後ニヤリともしました。ガリガリな僕がブッチャーだなんて。

ともさん
近所に「ともちゃんレストラン」という店があり、親と一緒に車でそこを通りすぎるとき「お。お前のレストランがあるぞ。ははは」と言われ、非常に返事に困ったことがあります。こんなことなら、別の名前にしてくれれば良かったのに、と思います。

親につけられた名前を親に笑われては,どうしようもありませんね.
そういうときは,自分から笑ってしまうというのはどうでしょう.

「アッハッハ!ともちゃんレストランだって!ウヒョー!ウキー!アヒヒヒヒ」

別の名前に変えてくれるかもしれませんよ.




●その他一問一答

ほかにも,上記のものにカテゴライズされない,様々なご投稿を頂きました.こちらにてご紹介させていただきたいと思います.

・林さん
私は結構小学生の頃の給食や、大人になった今でも洋食屋でハヤシライスに敏感に反応した方です。
あとは雑木林という言葉にはなんとなく同じ林として粗雑な感じがしてちょっと情けなくなったり、ナラ林やマングローブの林となるとオナラやマン…とか妙にちょっと恥ずかしく思えたりしました。市川市に住んでる市川さんという友人は何となく偉いんじゃないかとも思いました。



私は,マングローブと聞くと,すごいなぁ,と思います.マンでグローブですから,その意味の整合性に圧倒されるわけです.



コテガワさん
小学生の時、「てこの原理」で人気者に。
してやったり、という感じ。
でも表面では少し迷惑そうにしてるんよね。


ていうか,てこの原理で人気者になる,という状況がすごいと思います.
「すげえ!動く!マジヤバイ,この原理ありえない.」


タナカさん
横浜市のバスに乗っていると名前を呼ばれるのですが。
「発音が違うな…」
と毎回、案内テープに対して思います。
ドカベンの岩鬼の「やぁまだ〜」のイントネーションで言われても困るのです、アクセントが頭。


そういうときは,停留所前になると,自分で先に言ってみるというのはどうでしょうか.
「次はータナカー,タナカー.私もタナカータナカー.」

説得力はありそうですよ.

れいなさん
私は、苗字が「清水」です。実際に清水の舞台に立ったときの感想ですが、下の景色がひたすら怖かった事しか覚えていません。大人になるにつれて、本人もまわりも気にしなくなるんじゃないでしょうか。


うわあ.それは清水の舞台は「きよみず」だからですよ.
それより聞いてくださいよ.私,先日清水市に行ってきました.西友がすごく大きかったです.


●最後に

感銘を受けた投稿を紹介させていただいて,終わりの挨拶にしたいと思います.


KE is UKさん
ちょっと趣旨からはずれてしまうのですが、すいません。
大学に入学して、私の名字の町出身の友人に出会いました。私の名字は珍しいので、そんな彼は自分の事を特別な存在として一目置いているだろうと思っていましたが、別段興味はないようでした。普通でした。逆に意識して彼に接していたのは自分の方でした。

ああ!なんと切ない.苗字はあくまで苗字.人の感情を突き動かすまでのものではないのです.そして,自分の苗字に感情を抱くのはあくまで自分だけということを我々は知らなくてはいけないのですね.

あ,企画の意義が.

そういうわけで,このほかにも多くの投稿を頂きました.本当にありがとうございます.やっぱりみなさんいろんな感情を覚えているのだということが分かった今回の企画でした.

みなさんも,苗字がヘンな地名と同じだったりしたときは,高らかに

「俺は土地じゃねえ!人間だ!」

と叫んでみましょう.だれもそんなに反応しないと思います.それではごきげんよう.人身バイバーイ.




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